関東会場・男子準決勝戦
日時:1998年12月13日(日)14:00 FaceOff
場所:東京・江戸川臨海球技場試合内容:
慶應義塾大学(関東学生リーグ1位、8年連続8回出場)
vs
ADVANCE-HANGLOOSE(東日本クラブチームリーグ1位、2年ぶり2度目出場)レポート
昨日の一回戦の勝者、関東クラブチーム1位 アドバンス・ハングルース VS 関東学生リーグ1位 慶應義塾大学 による準決勝が葛西臨海球技場で行われた。
第1Q、フェイスオフ職人,アドバンス#15吉田のフェイスオフから、アドバンス#22上村が右裏からのゴリ押し1on1で先制。アドバンスは#14神西がシャットされるも、序盤はボールを支配していた。第1Q12分、慶應#25小林のクロスが折れるハプニングからフェイスオフとなり、ここで始めて慶應がポゼッションをし、1回目のタイムアウトをとった。しかし、その後慶應は反撃を試みるが得点ならず、1−0で第1Q終了。
第2Q、慶應#3柴田のフィードから#10鈴村のシュートで1点を返すと、第2Q途中に慶應がゾーンディフェンスを見せ、アドバンスのミスを誘った。その後は、慶應#9棚橋と#25小林の2連続ゴールで第2Q終了。1−4で折り返した。
第3Q開始5分、アドバンスのクリアーをフィルード中央付近で慶應#56前田がインターセプトし、そのままゴール。慶應のライドが効を奏していた。また、第3Qに限らずアドバンスはファウルをとられることが多く、慶應のポゼッションが続いた。
第3Q終了間際のアドバンスのオフサイド等により、2マンダウンで第4Qが始まった。そのエキストラマンから慶應#11瀬田のシュートで1−6。後半、連戦の疲れからか動きの落ちたアドバンスを突き放した。そんな中、アドバンス#22上村がまたも裏からの1on1で1点を返し、2−6とする。しかし、依然慶應ペースで試合は進み、最後は慶應#3柴田からのフィードを#25小林が本日3得点目となるシュートを決め、2−7で試合終了。
フィールド上の大半を代表や元代表、選抜選手といった豪華な顔ぶれがそろった試合だった。さすがに全日本選手権の準決勝まで勝ち進んできただけあり、両チームとも、経験や各個人に必要とされている技術など多分に持っていた。 今回は技術、経験そして攻守の切り替えに伴う体力を有した慶應義塾大学が決勝へ駒を進めることとなった。
report by 日本ラクロス協会強化部・河原崎真幸
photo by JLA Webmasters・momo
Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.12.13