関東会場・女子第1回戦(第2試合)
日時:1998年12月12日(日)14:00 Draw
場所:東京・江戸川臨海球技場試合内容:
東京女子体育大学(9年連続9回出場)
vs
西南学院大学(九州リーグ1位・4地区代表、初出場)スコア
前半
後半
TOTAL
東京女子体育大学
12
8
20
西南学院大学
0
0
0
得点者
東京女子体育大学
西南学院大学
#8山田あや(7)
-
#6遠山梨紗(4)
-
#11小林絹江(3)
-
#13田中麻紀(2)
-
#3加藤志波(2)
-
#26尾藤有希子(1)
-
#1角掛久子(1)
-
レポート
西南学院大学(以下、西南)は地方地区予選枠による全日初出場、対して東京女子体育大学(以下、東女体)は全日常連チームである。
その西南学院が東女体相手にどこまで点数を稼げるか、攻撃を防げるかがみどころであった。
試合開始早々、東女体が点数を重ねていくのに対して、西南は全員ディフェンスで対抗するものの攻撃されつづけた。東女体は学生リーグ決勝戦よりも、展開のある攻撃をしていた。多彩なシュートコース、加えて迅速なパス回し、ダウンボール処理など西南にボールを支配させない試合内容だった。西南は足も早く、体力面でも負けてはいなかった。しかし、
東女体のボールを入れさせないディフェンスに、自由なパス回しをすることができずじまいであった。東女体は早いパス出しで、西南のファールを招くなど豊富な体力量と的確な個人技術で、西南を完封した。
しかし対する西南も幾度かボールを相手陣内にまで持ち込んだのだが、キープミスやシュートミスなど、惜しい攻めが何度か見られた。
東女体は準決勝でウィスタリアと対戦する。このカードで東女体はここ数年、勝っていない。学生の力を見せるためにもぜひとも決勝戦まで駒を進めていただきたい。
また、初出場だった西南はこの対戦で得点できなかった。
全日で得点するためには少なくとも、プレッシャーになる、パスを出させないディフェンス、確実にボール保持をするためのキープ力、的確なパス・シュートコース、広汎な視野などが
要求される。この点を踏まえて、来年も全日に出場し活躍してもらいたい。
report by 日本ラクロス協会強化部・高須あき
photo by JLA Webmasters・momo
協力 日本ラクロス協会広報部・今井健司
Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.12.13