関東会場・男子第1回戦(第2試合)
日時:1998年12月12日(土)14:00 FaceOff
場所:東京・江戸川臨海球技場試合内容:
慶応義塾大学(関東学生リーグ1位、8年連続8度目出場)
vs
福岡大学(九州リーグ1位・4地区代表、初出場)スコア
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
慶應義塾大学
3
3
4
2
12
福岡大学
0
1
2
1
4
得点者
慶応義塾大学
福岡大学
#25小林智彦(3)
#23日隈茂(3)
#52岩本祐介(2)
#51植田益生(1)
#55黒沢仁晴(2)
-
#11瀬田龍一(1)
-
#10鈴村芳朗(1)
-
#14鈴木徹(1)
-
#3柴田直孝(1)
-
#27酒巻保之(1)
-
レポート
3年ぶりの優勝を目指す全日本選手権の常連慶応大に対するのは、初出場となる福岡大。経験の有無に拘らず初戦はペースを掴むのが難しいものであるが、ゲームは福岡大のポゼッションで始まった。福岡大の攻撃は1ON1主体であり、最初のオフェンスシリーズではシュートまで持ち込むものの、慶応大の堅いディフェンスを崩せずターンオーバーとなる。それに対し、慶応大は最初のオフェンスでMF岩本の1ON1からのシュートが決まりあっさり先制点を挙げる。シュート決定力の違いを見せつけるようであった。チームオフェンス力についても、慶応大はAT小林の精度の高いフィード、AT鈴村、MF黒澤・岩本の1ON1など相手ディフェンスを崩すバリエーションが多彩な事に加え、AT柴田のボールに絡む範囲の広さでポゼッション時間を長くする事が出来ている。それに対し、福岡大はMF目隈、AT大津山の1ON1が主体であり、カットプレーも精度が低く、得点パターンが少ない。プレー毎の得点は慶応大が1ON1が6点、フィードプレイは4点、エキストラが2点とバランス良くとれているのに対し、福岡大は1ON1の4点のみである。
この攻撃力に勝る慶応大がゲームを支配した。
結果は12-4で慶応大の勝利。順当な結果に終わった。ただ、慶応大の反則・ミスにつけ込めば、福岡大はもっと接線に持ち込めたゲームであった。
report by 日本ラクロス協会強化部・金子浩
photo by JLA Webmasters・momo
協力 日本ラクロス協会広報部・今井健司
Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.12.13