関西会場・男子準決勝戦
日時:1998年12月6日(日)14:00 FaceOff
場所:京都・宝ヶ池球技場試合内容:
神戸大学(関西学生リーグ1位、2年ぶり7度目出場)
vs
ナニワラクロスクラブ(西日本クラブチームリーグ1位、7回連続出場)スコア
1Q
2Q
3Q
4Q
EXTRA
TOTAL
ナニワラクロスクラブ
0
1
2
1
1
5
神戸大学
1
0
2
1
0
4
得点者
神戸大学
ナニワラクロスクラブ
#32前田博樹(3)
#32植田真哉(2)
#19山尾亮介(1)
#17西岡斉洋(2)
-
#34寺井健二(1)
レポート
初の決勝戦進出を目指すナニワラクロスクラブ(以下、ナニワ)と3年ぶり2度目の決勝戦を目指す神戸大学(以下、神戸)との対戦。
立ち上がり両者とも動きが何処か硬く、決め手を欠いた前半は神戸ペースで互いにディフェンスとゴーリーが目立ち決定的なチャンスも作れないまま1-1で折り返した。
3Qに入りどちらも動きが冴えだしスピーディーなゲーム展開に変わっていった。
10分にナニワAT陣が奮闘し個人技から2点を連取。しかし依然として神戸のペースで流れ、速いパス回しから神戸2回生リーグ得点王#32前田博樹が2連続ゴール。
ナニワは反則が多くどうしてもペースをつかめないまま3-3で3Q終了。
4Qは共に日本を代表すべくゴーリーのスーパーセーブが光るなか1オン1からナニワ#32植田真哉がパスで掻きまわして、再び神戸#32前田の両チームのエースAT#32の得点により4-4.
終了直前どちらも決勝点を取るチャンスはあったもののDF陣の活躍によりそのまま延長戦に。
サドンビクトリーで行われる延長戦。
開始たった17秒後に終演は待っていた。
フェイスオフ直後のセンター付近のルーズボールを奪ったナニワがファストブレイクを作りだし短いパスを正確につなぎ#17西岡斉洋のクロスから劇的なシュートが生まれ、ナニワの全てのクロスが宙を舞った。
5-4。ナニワが出場7回目にして初めて日本一に手が掛かった。
試合を通じて神戸のペースではあったものの決定的なチャンスをものにできなかったことが神戸の敗因であった。
ナニワは反則をいかに減らし、早い時間にペースをつかむことが優勝するための鍵になりそうだ。
report by 大阪ラクロスクラブ・布施昌也
photo by 日本ラクロス協会広報部・今井健司
協力 左大文字ラクロスクラブ・山本昌宏
Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.12.10