「プラハからこんにちは!!」
text by 日本ラクロス協会審判部・賢木有美
1998年8月9日(日)から15日(土)までの一週間、チェコ共和国の首都プラハの郊外で第3回European Championship Game(*1)とそれと並行して第1回Praha Cup という女子の試合が行われました。
みなさんヨーロッパにどのくらいラクロスが普及しているか知っていますか?
参加国(ヨーロッパ大会)は、イングランド、ウェールズ、スコットランド、ドイツ、チェコでした。ドイツ、チェコは私が第1回の大会で見たときよりも、みんなうまくなっていてびっくりしました。各国とも「負けられない」ということでかなりのメンバーをそろえていたので、見応えはありました。もちろん、審判もIFレベルの審判ばかりで、私は鳥肌を立てて観戦していました。
優勝はイングランド、以下ウェールズでした。
プラハ大会は、来年からも定期的に行われることになった大会です。ちなみに来年は7月に行われます。
今年、日本からはウェスタリア(日本A)と世界ラクロス&ミストラルの混成(日本B)の2チームが参加し、優勝がイングランド、以下日本A、日本Bの大健闘でした。12名の最優秀選手の中に日本の選手が4人も含まれていたことはとても自信につながったことだと思います。来年は、このヨーロッパ大会と同じ参加国とスウェーデン、そして韓国、中国からの参加もよびかけをしているそうです。
残念ながら、私は最終日の準決勝と決勝しか見ることができませんでした。その後のバンケットはスゴイ盛り上がりで、国は変わってもみんなお酒を飲むと同じなんだなあと思いました。グランドを離れればみんな本当に仲良しだし、みんなこの大会を楽しみにしているようです。私も審判としてプラハ大会に参加したいなあと思っています。
(*1)第2回は、スウェーデンのストックホルムで行われた。
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