Sibylla、豪州遠征 Vol.1 (2005.1.9掲載)
2003年全日本選手権大会の覇者、クラブチーム連盟東日本支部リーグ所属の「Sibylla(シビュラ)」が、2005年1月5日〜10日、豪州メルボルンに遠征し、現地大会「January Tournament」に参加しています。
この大会は、国際交流とともに、今年6月に米国にて開催される女子世界大会に向けた、豪州代表チームの強化の一環として開催されています。
結果等の詳細は下記Women's Lacrosse Australia(豪州女子ラクロス協会)のWebサイトを参照ください。
http://www.sportingpulse.com.au/assoc_page.cgi?assoc=2329&pID=11月5日(水)
昨日、Sibylla 17名(若干名は他チーム所属選手)が現地に無事到着しました。
真夏(本来は35度以上)のはずが、気温は20度以下。選手は、初日からジャージ等の実用品の買物に奔走する状況です。本日のSibyllaは練習のみ。
豪州女子協会の会長でもあるShelleyさん宅にて。
左から2番目がShelleyさん。
今回は現地クラブチームKoalaにて選手としても参加されている。
「今、35歳だけど、あと10年はプレーするわよ!」と力強いコメント!
1月6日(木)
代表チームが参加していることもあり、試合前には両チーム国歌が流れ、国旗が掲揚されます。今年の世界大会でも吹く予定の国際審判員も1名います。
本日は9時からSibyllaの1試合目、vs 豪州代表。結果は、1-27で豪州代表の勝利。とにかく強い・・・。Sibyllaの金子選手に尋ねたところ、「ピックが日本と異なったり、とにかく背が高くてドローがとりにくい。ディフェンスしていても、首を振って周りを一瞬でも見ると裏を取られるから、それすらできない。パスは絶対にミスをしないし、パスを出したらすぐ動く。もらえないと気づいたときには、もう既に動き始めている・・・。」と、豪州代表の凄さを肌で感じていました。
「日本では感じたことのない感覚を味わえて、本当にいい体験をさせてもらっていると思う。」と語っています。19時から2試合目、vs米ボストン大学。結果は、11-15でボストン大の勝利。後半に、Sibyllaが追い上げたものの、前半の失点で足を引っ張られ惜しくも勝利を逃した。あと10分あれば・・・と悔しそうに言う選手もいました。
1月7日(金)
Sibylla、豪州代表との2戦目にて、大善戦!。試合結果は以下の通りです。
Koala(14) vs Sibylla(13)
豪州代表(20) vs 米Boston大学(0)
米Boston大学(14) vs Koala(8)
豪州代表(13) vs Sibylla(2)
クラブチームKoalaには延長戦の末、サドンデスで惜しくも勝利を逃したものの、戦術レベルの向上を確実に感じさせました。
Koalaとは明日と明後日にも試合を控えているので、どんな展開になるのか楽しみです。
Sibylla vs 豪州代表(2回目)。
昨日のSibyllaの初戦は、前回の世界大会大会準優勝の豪州代表でした。豪州代表は、なんと後半2マンダウンの状態をつくり、
26点も差をつけてSibyllaに勝利しました。しかし本日の試合までに体調を整え、豪州代表をよく研究して臨んだSibyllaは、好成績を残しました。(豪州代表 13-2 Sibylla)
たった一日でこれだけ変化を遂げられたSybyllaは凄い、と会場で見ていた観客の皆さんも、その変化に驚き、拍手喝采! Report & Photo:日本ラクロス協会国際部・鹿内映里(慶應義塾大学OG)