ワールドカップ現地レポート・第11報(2009年6月26日) |
滞在12日目。
2009年日本代表として戦う最後の一戦。7位決定戦の相手はスコットランド。 |
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今日のミーティングは選手全員円陣になって行われた。 |
最後の試合、自らを信じて戦うことを約束する。 |
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メンバー紹介前、グッズ交換のステッカーを手に取る選手とスタッフ。 |
最後の試合、明るくコールに答える。 |
日に日に増えた応援バナー、ついに日本応援サイドを埋め尽くす。 |
いよいよラストゲーム・対スコットランド戦開始。円陣を組む。 |
開始早々、ゴール裏からの1対1で豪快にシュートを決められ、
スコットランドの先制。
しかし、すぐさま日本もクリアを奪い、和田のシュートで1対1
の同点。
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その後、中嶋の好セーブになどで日本もチャンスを広げるものの、
スコットランドのフィードから1対1を決められ2-1。 |
今日の日本はここで早々にタイムアウトを取る。 |
それが功を奏したのか、村上からの絶妙なフィードで
和田が決め同点。
しかしその直後、ドローからそのままゴールに叩き込まれ
逆転。
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日本は代わったばかりのゴーリー岩田が好セーブを見せ、
日本の武器カウンターでスコットランドのゴールに襲い
かかるものの、なかなか得点までつながらない。 |
ついにライドで奪い返したボールを上井が決め、
同点と食らいつく。 |
ここから岩田の連続好セーブにより、日本のチャンスが
増えてくる。
DFでリズムを掴めてきた日本は、立て続けにライドでも
ボールを奪っていき、浅井のインターセプトなどから和田の
連続得点により、ついに逆転に成功。
しかし、その後はシュートまでいくものの、なかなかゴールを
割ることができない。
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和田の得意の左脇からの1対1を仕掛けて、スコットランドの
ディフェンスが寄ったところ柴田へパスが渡り、3連続得点。 |
渡邊の果敢なDFにより日本のピンチを抑え、逆にカウンターで
スコットランドに決められてしまい、そのまま6対4で前半を
折り返す。 |
後半最初のドローもスコットランド。
ここは岩田のセーブにより日本のカウンターにつながるが、
シュートが入らず。
逆に、スコットランドの決定的なシュートもゴールバーに
はじかれ助けられる。
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河内が1対1を決めるが、スコットランドも得点を
重ね、2点差を維持。 |
岩田の好セーブにより、日本はカウンターで最後は
走り上がった徳永が決める。
しかし、スコットランドにリバウンドから得点を許し、
またしても2点差。
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その後、フリーシュートから前島、能村が決め、
ようやく4点差へと引き離す。
スコットランドはここでタイムアウト。
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しかし、日本はドローのこぼれ球を拾いリズムを渡さない。
そのままゴール前までボールを運ぶもボールダウン、
それを拾われ逆にカウンターを喰らう。
日本は、DFのファールからフリーシュートを与えるが、
ここまで乗っている岩田がセーブで、スコットランドに
ゴールを割らせない。
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松井の1対1が決まり、11-7と試合を決定づけ、試合終了。 |
2009年女子日本代表は7位で今大会を終える。 |
最後、日本から駆けつけてくださった応援団の
皆さんから拍手が送れらた。
心身共に限界の中でよく戦った日本代表、
本当にお疲れ様でした。
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【試合結果】 |
チーム |
前半 |
後半 |
TOTAL |
日本 |
6 |
5 |
11 |
スコットランド |
4 |
3 |
7 |
*得点者:#6和田(4)、#4上井(1)、#11徳永(1)、#12松井(1)、#16河内(1)、#18能村(1)、#19柴田(1)、#22前島(1) |
スコットランド戦 プレイヤーオブザゲーム
#2 岩田麻衣子
途中出場でしたが、チームに貢献できたことは、素直に嬉しいです。
世界の高いレベルではまだまだ通用しない事が沢山ありましたが、
大会を通して確実に成長することができ、今後、日本が世界とメダルを
かけて戦えるようにやっていきたいです。
最後に今日まで沢山のご声援ありがとうございました。 |