ワールドカップ現地レポート・第10報(2009年6月25日) |
滞在11日目。
今日は晴天の中、5位決定戦への進出をかけ、Pool C1位のアイルランドと対戦。この試合に勝てば、翌日のPool A残留を決める試合に進出するが、負けるとPool Bに降格となる一戦。 |
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ロッカールームの前で、それぞれ試合への思いを馳せるコーチ陣。 |
もう負けられない、気持ちをひとつにする選手たち。 |
グラウンドでは、応援に駆けつけられた方々が、応援の横断幕を
貼ってくださいました。 |
今日は、HOMEチームとしての戦い。クロスチェックが行われる。 |
選手ひとりひとりのメンバー紹介の後、グッズの交換。 |
大事な試合を前に、いつも以上に応援も盛り上がる。
日本の応援国旗も、日程の後半から合流した応援の方々も
持参され、この日には20枚近くになる。 |
アイルランド応援団。 |
試合開始。最初のドローは日本が制する。
しかし、すぐにクリアをインターセプトされ、アイルランドに先制を許す。 |
その後、#6和田がゴール左から1対1でシュートを決め、
同点かと思いきや、ファール(インザクリース)の判定。
そのボールでカウンターを受け、アイルランドに連続失点を許す。 |
ここで、日本はたまらずタイムアウト。 |
しかし、タイムアウト後、ドローから1対1で連続失点。これが世界大会連戦の辛さか?! |
疲労からなのか、今日の日本はパスキャッチが安定せず、
前半10分でシュート2本だったが、ようやく#6和田が得点を決める。 |
これでペースを取り戻したのか、流れの中から#11徳永、#4上井と
つなぎ連続得点。
その後、交代で入ったゴーリー岩田のナイスセーブから、日本の
武器カウンターでゴール前フリーの和田にボールが渡り、3連続得点。 |
ここでリズムに乗って、逆転したい日本だったが、逆にアイルランドに
シュートを決められる。
その後、激しい攻防の中、岩田の好セーブが続き、シュートまで行くも、
得点にはつながらず。アイルランドにグラウンドボールを拾われ、
得点を決められてしまう。 |
渡邊のインターセプトからチャンスを作るものの、今日の日本は
ゴールが遠い。
しかし、山本のオーバーラップから、和田→上井のコンビでシュートが
決まり、7対6と逆転して前半を折り返す。 |
後半の先制点は、またもやアイルランド。その後も、立て続けに点を決められ、逆転。これ以上失点を許したくない日本だが、ゴール前のリバウンドを拾われ、アイルランドに連続得点を許す。 |
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ドロー時の相手のワンハンドキャッチに苦戦し、ドローを取れず、グラウンドボールも拾えず、なかなかリズムに乗れない日本。怒涛の攻撃をするも、後半もゴールが遠い。試合時間残り8分。 |
和田から上井へのパスが決まり、日本の後半初得点。
その後も、上井の連続得点により12-15。残り1分で3点差。
そして残り30秒、柴田の走り上がりをきっかけに、和田から
上井へ渡り2点差。 |
しかし、ここで無念にも試合終了。
今日の日本は、疲労の色が見えた。
これが世界大会であり、どんなに辛くても、疲労困憊でも、
日本代表として戦い続けなければならない。 |
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どんなに良い試合をしても、結果が全ての世界大会。これで次大会はPoo lBからの出場が決定した。 |
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次の最終戦は、しっかりと自分たちのスタイルで勝利を掴んで欲しい。 |
この試合、#4上井がプレイヤーオブザゲームに選ばれた。 |
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【試合結果】 |
チーム |
前半 |
後半 |
TOTAL |
日本 |
7 |
6 |
13 |
アイルランド |
6 |
9 |
15 |
*得点者:#4上井(7)、#6和田(3)、#6村上(2)、#20浅井(1) |