ワールドカップ現地レポート・第9報(2009年6月24日) |
滞在10日目。
2日前に戦ったイングランドと、ファイナル4をかけて再戦。
その戦いでは何もできなかった日本。今日こそ「日本スタイル」をやり通して欲しい。 |
|
|
|
前日の雨の影響で、急遽、試合グラウンドが変更になり、
PitchCの人工芝グラウンドでの試合。 |
スタンドが今までよりフィールドに近くなって、
応援もさらに熱が入る。 |
試合前のグラウンドで、「日本スタイル」を再確認する選手たち。 |
今日の日本は違った。
ドローを制し、日本のエース#6和田が先制。
次のドローも日本が制するものの、すかさずイングランドが
得点を決める。 |
しかし、今日の#6和田は止まらない。
得意の左脇から1対1を決め、2-1。
だが、イングランドにドローを取られ、再びゴールを許す。
|
しかし今日の日本はここから「大和魂」を見せる。
上井の連続得点から、和田、前島、上井と得点を続け、
7-4と日本が3点リード。
|
|
その後、イングランドの怒涛の攻撃を受け、4連続失点。ゴーリー#1中嶋がナイスセーブを続けるも、ついにイングランドに逆転を許す。 |
残り1分30秒、#18能村からのパスを受け、上井のシュートで同点。 |
しかし、残り1分で、イングランドに点を許し、
10対8と2点ビハインドで前半を折り返す。 |
後半開始早々、前島からパスを受けた和田のシュートが決まる。
そして相手ファールで得たボールを、水戸から前島へとつないだ
ブレイクが決まり、同点に追いつく。
|
ここから世界の壁が立ちはだかる。
大半のドローを制され始め、そのままシュートを決められる。 |
イングランドは攻撃に時間をかけ始める。
日本もボールを奪うものの、イングランドのディフェンスに阻まれ、
なかなかシュートまで結びつけられない。
|
ドローでは、イングランドの選手が長身を活かしつつ、さらに片手で
手を伸ばしてドローを取る為に、日本が体を張り阻止しようとすると、
全てファールを取られてしまう。 |
後半開始に取った2点以降、シュートをほとんど撃てない日本。
逆にイングランドは得点を重ね、8点差に開く。 |
試合終了間近に、徳永が左45度からの1対1を決める。 |
続いて、徳永のインターセプトから上井→水戸へとボールをつなげ、
後半4点目をとるが、そのまま試合終了に。 |
|
この敗戦により、3位・メダル獲得の道は断たれた。 |
|
|
最後まで日本スタイルをやり通し、大和魂を持って、残りの2戦を戦い、Pool A残留を手にして欲しい。 |
|
【試合結果】 |
チーム |
前半 |
後半 |
TOTAL |
日本 |
8 |
4 |
12 |
イングランド |
10 |
9 |
19 |
*得点者:#4上井(4)、#6和田(4)、#22前島(2)、#11徳永(1)、#8水戸(1) |