選手は、普段どおりにアップを終了し、試合が始まる。
1クォーターが開始してから10分ほどはスコアレスで進んでいく。男子クラブ合同チーム(以下、クラブチーム)は、終始ゴール裏からクリースへのカットを中心に攻める。対してU21男子日本代表候補(以下、U21)は、ディフェンス後の速い攻めを中心に攻めて行く。先制点を決めたのはU21。ゴール左上からの小暮のミドルシュートが入る。その後、立て続けにディフェンス後の速攻からゴール裏、クリースへのフィードでU21丸山が決める。合同チームで連携プレーに慣れないクラブチームはその後もクリース狙い、U21ディフェンスの一瞬の隙をついて2点を返して同点。
2クォーターは、クラブチームがペースをつかむ。U21は1クォーター同様速攻を活かし2得点を挙げるが、クラブチームにDF、Gのミスを確実に点につなげられ失点。クラブチームは、2クォーターに5得点を挙げる。5得点を許したもののクラブチームのショットにU21ゴーリーは再三セーブを見せた。1クォーターでは、クラブチームが惜しいところまで行き、得点に至らなかったシーンが多かったが、2クォーターではチームとしての慣れが出てきたように見えた。
3クォーターは、両チームともスコアレスな展開になる。
4クォーターは、クラブチームがペースを取り戻し、大量に得点する。試合前半はU21の速攻が目立ったが、4クォーターに入るとクラブチームの切り替えからのオフェンスが増え、シュートの決定率も上がってくる。U21は試合前半に比べ、流れの中での攻めが減り、結局無得点に終わる。最終的にクラブチームはこのクォーターで5得点を挙げる。
<試合結果>
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
U21日本代表候補 |
2 |
2 |
0 |
0 |
4 |
クラブ合同チーム |
2 |
5 |
1 |
5 |
13 |
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