Go To TOP PAGEU-21 Men's Japan Lacrosse National Squad

 U-21 Men's Japan Lacrosse National Squad

活動レポート
スクリメージ vs 男子クラブ合同チーム(2005年2月5日)
 
男子U21日本代表候補 2005年3月5日現在のU21代表候補選手面々。
 2005年2月5日(土)、雨天後の東京・駒沢公園第1球技場にて、男子U21日本代表候補としては初の本格的なスクリメージが行なわれた。相手は、東日本チャンピオンリーグ各強豪クラブチームからの選手合同チーム。
 

クラブAT陣

 

米国から帰国直後の村松(VALENTA)や丸山(FALCONS)、昨年度・全日本選手権優勝の立役者・開(VALENTIA)を含む、クラブ合同チームAT陣。

クラブMF陣

 

同じく、クラブ合同チームMF陣。
  (DFの皆さん、写真紛失しました・・・すいません。)

 

 選手は、普段どおりにアップを終了し、試合が始まる。

 1クォーターが開始してから10分ほどはスコアレスで進んでいく。男子クラブ合同チーム(以下、クラブチーム)は、終始ゴール裏からクリースへのカットを中心に攻める。対してU21男子日本代表候補(以下、U21)は、ディフェンス後の速い攻めを中心に攻めて行く。先制点を決めたのはU21。ゴール左上からの小暮のミドルシュートが入る。その後、立て続けにディフェンス後の速攻からゴール裏、クリースへのフィードでU21丸山が決める。合同チームで連携プレーに慣れないクラブチームはその後もクリース狙い、U21ディフェンスの一瞬の隙をついて2点を返して同点。

 2クォーターは、クラブチームがペースをつかむ。U21は1クォーター同様速攻を活かし2得点を挙げるが、クラブチームにDF、Gのミスを確実に点につなげられ失点。クラブチームは、2クォーターに5得点を挙げる。5得点を許したもののクラブチームのショットにU21ゴーリーは再三セーブを見せた。1クォーターでは、クラブチームが惜しいところまで行き、得点に至らなかったシーンが多かったが、2クォーターではチームとしての慣れが出てきたように見えた。

 3クォーターは、両チームともスコアレスな展開になる。

 4クォーターは、クラブチームがペースを取り戻し、大量に得点する。試合前半はU21の速攻が目立ったが、4クォーターに入るとクラブチームの切り替えからのオフェンスが増え、シュートの決定率も上がってくる。U21は試合前半に比べ、流れの中での攻めが減り、結局無得点に終わる。最終的にクラブチームはこのクォーターで5得点を挙げる。

<試合結果>
 
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
U21日本代表候補
2
2
0
0
4
クラブ合同チーム
2
5
1
5
13

U21アップ

 

男子U21日本代表候補、アップの模様。
グランドコンディションは最悪。
写真中央左は岩本AC。

試合

 

見え難いが白ユニフォームがU21日本代表候補。苦戦中・・・。

 試合を通して考えなければならないのは、U21の選手に求められる体力と集中力の必要性である。アジア・パシフィック・トーナメントでは厳しいスケジュールの中、数多くの試合をこなさなければならない。そういったことを考えると、4クォーターの無得点という現状を改善することは、大会を勝ち抜く上でひとつのポイントとなるのではないか。
  又、クラブの選手が出す巧みなチェックなどに対応することも必要となってくると考える。海外の選手は、強い腕力で日本の学生リーグにはあまり見られないチェックを数多く出してくる。U21の選手の中にもハワイ遠征を経験し、海外の選手のチェックやボディコンタクトを体験した選手が多くいるが、こういったことを常に念頭において練習に取り組むことも大切であろう。U21のディフェンスは、この練習試合でカットに対応する場面が多くあり、また繰り出されたカットの数とカットからの失点を考えると、ある程度の結果は出しているように見える。
  しかし、目標は世界にあり、今後ラクロス経験の長い海外の選手のスティックワーク、クリースプレーにいかに対応していくかがポイントとなるだろう。


上村MGReport by 2005年U21男子日本代表マネージャー・上村秀幸(横浜国大OB)
Photo by 日本ラクロス協会専務理事・早川靖彦

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