昨日のハードな練習でかなり疲労がたまっている状態での練習となった。
午前中の練習に入る前、高橋一郎TRの指示でウォーミングアップを行う。TR高橋氏は、選手をやる気にさせるのが上手なトレーナーだ。さわやかな笑顔で厳しいことや選手をやる気にさせる言葉を発していく。選手は自然とやる気が高まってくる。
ストレッチを行いながら、選手一人ひとりが、今日の意気込みやワールドカップに向けての意気込みを一言話す。毎回この選手全員の一言によりいい形で練習に入っていくことが出来ている。
この日、選手は
「疲れている状態でもやるべきことをする」
「強いプレー、強い気持ち」
「細かいところまでみんなでコミュニケーションをとっていく」
「選手選考もあるのでまずはここへもこだわっていく」
などの話を語っていた。
最近は、「うまいより強いプレー」がキーワードになっている。世界大会へ出場できるメンバーは23名と決まっている。
この合宿で、翌週の国際親善に向けた準備をするとともに、選手選考も行われている緊張感のある合宿である。
ここまで練習を重ねてきて、試合中にやるべきこと、やってはいけないことというのは、選手も分かっている。あとはそれをどれだけ精度高く出来るか、また強い気持ちでのぞめるかがポイントとなっている。
2日間の練習では、選手は翌週の親善試合、間近に迫った世界大会を意識して全員が強いプレーを意識して行っていた。
また、絶対に勝つために、世界3位という目標を達成すために細かいところまでつめていく練習メニューが盛り込まれた。
1点負けているときに何をすべきか?
1点勝っているときに何をすべきか?
エキストラマンオフェンスで確実に得点を取るために
最後にスクリメッジを行い、全体の確認をしたが当然まだ100%の出来ではない。だけど、自分達のやるべきラクロスをしっかりやるために、選手全員が自信を持ってプレーすることが勝利への絶対条件である。2日間を通じて、選手全員が強いプレーを意識し、細かい確認をし、まずは国際親善に向けたいい準備が出来た合宿となったように思う。
NCAA2位のNOTRE DAMEを強い気持ちを持って戦い、絶対に勝利をもぎ取る。是非、グランドに足を運んでいただき、その姿を見ていただきたい。 |