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 U19男子日本日本代表

2010年男子日本代表・第10回活動レポート(2010年4月25日)
 4月24日(土)、大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて強化練習が行われた。

中井宏輔

 

レポート執筆者: 中井宏輔

 ・背番号:#30
 ・ポジション:G
 ・学年:3年
 ・所属:慶應義塾大学
 ・代表歴:2007年U21日本代表、2008年U19日本代表、2009年U22日本代表

・得意なプレー:セーブ、フィールドプレー
・注目してもらいたい点:
   セーブ、特にゴール前の1対1で、スイッチが入った時は日本で1番セーブ力があると思います。
   クリアでのフィールドプレー。
・ご覧の皆様に一言:
   数少ない学生代表ゴーリーとして、日本代表を世界3位に導けるように日々精進します。
   それと同時に、日本のゴーリーレベルを少しでも向上できるようにプレーで示していければと思います。

 

 今回は代表の練習の1番始めにやる2対0練習、その時にたびたび発生するゴーリー1対1について少し書いてみたいと思います。

 まずそもそも、ゴーリーの最大の役目というのは、相手のシュートを縦横約185cmの面の大きさのゴールに決めさせない事。構えてゴールの隅のボールを取るのに2歩はかからないでしょう。しかし、この1、2歩動けば取れてしまう距離の球をなかなか取れないのは、なぜでしょうか?
  物理的に距離が近いから反射では間に合わなかったり、どうしても受け身の動作である為に、オフェンスが決めやすいのは当たり前などの意見もあるとは思いますが、僕がゴーリー1対1をする上で大事だと思う点は2つあります。

1.相手をよく見る
  相手がどこにシュートを打ちたいと思うか、どこにシュートが飛んできそうかを良く観察する。相手がどこにシュートを撃ちたいと思うか、というのは、ゴーリーがどういうポジショニングをとっているか、ゴーリーの体重がどっちによっているかなどの情報を踏まえて、相手の心理を読み取ります。どこにシュートが飛んできそうか、というのは、実際相手のクロスの角度、腕の動き、どの位置からどういう体勢でシュートを打つのか、などを見て実際に飛んで来る球の場所を判断します。この2つを踏まえて相手をよく見て観察することが大事です。

2.むやみやたらに動かない、ぎりぎりまで相手を見てシュートを撃つと判断してから動く
  動いてしまうと重心が偏り、体重の乗っている方向とは反対にシュートを撃たれてしまうと反応ができなくなってしまいます。やはりレベルの高い相手になってくるとゴーリーが動くのを待っているので、相手に隙を見せない為にも、自分から先に動かないで相手をしっかり見ることが必要です。

 以上の2点を踏まえた上でシューターとの駆け引きが生まれて来るのだと思います。

 世界と戦う上で、試合中にゴーリーと1対1などオフェンス有利のシーンは必ず出てきます。ゴーリーのセーブは試合の流れを大きく左右するものであり、ここをいかに抑えられるかが日本の勝利を大きく左右すると私は思います。

 
ミーティング前「必勝祈願」
ミーティング前「必勝祈願」ミーティング前「必勝祈願」
ミーティング前「必勝祈願」ミーティング前「必勝祈願」
ミーティング前「必勝祈願」ミーティング前「必勝祈願」
ミーティング
ミーティングミーティング
ミーティング
アップ
アップアップ
アップアップ
アップアップ
スクリメッジ(vs東海大学)
チーム
1Q
2Q
TOTAL
日本代表
3
3
6
東海大学
1
3
4
スクリメッジ(vs東海大学)スクリメッジ(vs東海大学)
スクリメッジ(vs東海大学)スクリメッジ(vs東海大学)
スクリメッジ(vs東海大学)スクリメッジ(vs東海大学)
スクリメッジ(vs横浜国立大学)
チーム
3Q
4Q
TOTAL
日本代表
5
4
9
横浜国立大学
0
1
1
スクリメッジ(vs横浜国立大学)スクリメッジ(vs横浜国立大学)
スクリメッジ(vs横浜国立大学)スクリメッジ(vs横浜国立大学)
スクリメッジ(vs横浜国立大学)スクリメッジ(vs横浜国立大学)
スクリメッジ(vs日本体育大学)
チーム
5Q
6Q
TOTAL
日本代表
4
4
8
日本体育大学
2
2
4
スクリメッジ(vs日本体育大学)スクリメッジ(vs日本体育大学)
スクリメッジ(vs日本体育大学)スクリメッジ(vs日本体育大学)
スクリメッジ(vs日本体育大学)スクリメッジ(vs日本体育大学)
 
NO
POS
名前
vs東海大学
vs横浜国立大学
vs日本体育大学
Total
得点
アシスト
得点
アシスト
得点
アシスト
得点
アシスト
4
AT
丸山 伸也
3
3
1
6
1
6
AT
開 歩
0
1
2
1
2
2
8
MF
門田 雅之
0
1
1
0
9
AT
継 渉
0
1
1
1
1
1
3
11
MF
荻原 史暁
0
2
2
0
13
MF
島袋 秀隆
1
1
0
14
MF
及川 卓
0
1
1
0
15
MF
本下 純
1
1
1
1
1
3
2
16
MF
藤平 智大
1
2
3
0
17
MF
壷井 直貴
1
0
1
18
MF
佐保田 裕介
0
1
1
0
2
19
AT
堀内 茂大
0
1
1
0
20
DF
村松 哲周
0
1
1
0
23
DF
引地 祥郎
0
1
0
1
24
DF
水田 裕樹
1
1
0
Total
6
4
9
4
8
4
23
12
 
ダウン
ダウンダウン
練習後ミーティング
練習後ミーティング練習後ミーティング

 

Text:男子日本代表・中井宏輔
Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・大木佳奈

 

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