ハーフタイムを越えても状況は改善されない。得点は奪うものの、守り一辺倒となったディフェンスでは、1点ずつしか返すことが出来ない。
第3クォーターを終わって、5対8の3点ビハインド。徐々に襲い掛かる点差の重圧。
最終クォーターもイングランドに傾いた流れを取り戻すことが出来ない。
7対12。終了の笛と共に、「ブルーディビジョン最下位」という結果を突きつけられた。
今大会、イングランドやイラコイに勝って総合5位という結果をもたらすことは出来たかもしれない。だが、6番目という位置。これが日本の総合力を表す数字であることは間違いなく、受け止めなければならない現実である。個々のレベルでは戦えるようになってきた。その成果は著しいものがある。同じ土俵で戦えたことにより、今まで漠然としていた世界との差がはっきりと現れた。
「勝つための攻撃力」。これを明確にしたことが、今大会最大の成果と言えるかもしれない。
再び舞台に上がるまで、4年という長い長い待ち時間が始まる・・・。 |