W杯現地レポート第8報(2006年7月18日) 世界最強チームであるアメリカ合衆国(以下USA)、1994年マンチェスター大会以来、実に12年ぶりの対戦となる。初参戦となった当時の対戦は、30点差をつけられての大敗。まるで赤子同然の扱いで、屈辱の100分間を耐え続けた。
日本は12年間でどの程度の成長をしたのだろうか。スコア
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL 日本 0 1 0 1 2 USA 8 4 3 6 21得点者
日本 USA 長谷川 玄 (1) Ryan Powell (3) 継 渉 (1) A.J Haugen (3) - Jay Jalbert (2)-
Doug Shanahan (2)- Ryan Boyle (2) - Scott Urick (2) - Joe Walters (2) - Matt Striebel (1) - Michael Powell (1) - Roy Colsey (1) - Blake Miller (1) - Kewvin Cassese (1)
2対21・・・、圧倒的な力の差を見せ付けられた。
個人の技術やフィジカルは上がっている、もちろん戦術面やベンチワークも。ただ、個人の総合的な力には目に見える以上の差がある。日本が世界で勝つために必死に練習していることを、彼等は無意識のレベルでいとも簡単に当たり前のようにやってのける。フェイスオフで大ブレイク、MF #16服部。 突破を試みるMF #1宇秋。
Report:日本ラクロス協会理事/NPC代表・大久保宜浩
Photo:宇喜多紀恵