強化部(東海地区男女)・フレッシュマンズキャンプ(2009年8月1日〜3日) 8月1日(土)〜8月3日(月)に静岡県の遠州灘海浜公園において、東海地区男子・女子合同のフレッシュマンズキャンプが開催された。 毎年恒例となっているこの企画は、学生連盟新人委員会のメンバーの大変な尽力があり成果を上げている。 今年も同様に、事前準備から当日の運営と、休む間もなく新人委員のメンバーが活動してくれたおかげで、参加する全てのメンバーにとって非常に実りあるキャンプとなった。 雨に濡れながら設営を行なう新人委員のメンバー。 新人委員のミーティングは夜遅くまで続いた。 フレッシュマンズキャンプには、男子は選手131名、マネージャー 23名が参加。女子は選手 212名、マネージャー25名が参加した。また指導する側として、各大学の育成担当者(上級生)や、強化部から依頼を受けたコーチ陣、そしてSG(Safety Guard)の知識を豊富に持ったメンバーが参加した。 男子は「自己主張」をキーワードに、ゲームを中心に行いながら進められた。より多くの得点を取るために、自由な発想を期待し、「得点を取る術」をいかに自分の頭で考え、お互いに主張し、共有できるか。コーチ陣も選手の自主性を促すようなコーチングを行った。 試合前の円陣で士気を高める。 試合毎に成長する選手達。 女子は、ゲームとプラクティスを同等の割合で行い、練習している技術や個人戦術が試合の中のどんな場面で活かされるのかを感じながら技術を磨いた。 実演しながら説明するコーチ。 大学の枠を越えて構成されたチームでゲーム。 ゴーリー希望者にはゴーリーの指導も行なわれた。 あいにく、2日目の朝は土砂降りの雨で、午前中はグラウンドが使えない状況。しかし、ここも前向きに捉えて、男子は和室を使って座談会。選手・コーチともポジション毎にわかれ、細かい技術などについてコーチの経験を語ったり、コーチに対して選手が自由に質問したりと、ゲームメインでは伝えきれない内容を伝えることができた。 女子は視聴覚室を使って「ボールの無いところのディフェンスの役割」の座学をメインに行なった。女子においては、このキャンプを通じて「ゲーム」「投げる・取るの基礎」「ディフェンス技術」を軸にメニューが組み立てられていたが、ディフェンスの「心理」を逆手にとったオフェンスができるよう、今回のキャンプをオフェンス面にも有効に活用していって欲しい。 真剣な眼差しで行なわれた座談会。 女子はディフェンスの座学を行なった。 また、約50名参加したフレッシュマンのマネージャーに対して、経験豊富なSGの先輩から指導が行われた。各大学や地区全体を強化していく上でSGの担う役割は非常に大きいことから、そういう意味でも今回のキャンプは地区の活性化・強化に大きな意味を持った。 SGミーティングの模様。 「選手」「SG」「指導者」全ての立場の人が常に向上心を持ち続ける今回のキャンプの雰囲気から、今後、東海地区が更なる活性化を遂げることを確信した。 最終日の解散式において、涙を流す1年生や上級生の姿もあり、先輩・後輩、学生・社会人といった縦の絆も強く結ばれた3日間であったことが象徴されていた。きっと今回培われた絆は、これからラクロスを続けていく上で、お互いに大きな励みになるであろうし、大きな支えになると思う。大学の枠を越えた「横の繋がり」や学年等を越えた「縦の繋がり」を、今後も大切にしていって欲しいと願う。 今回のキャンプでは、宿泊施設やグラウンド関係者の方、旅行会社の方々にも多大なるご支援をいただきました。参加者一同、心から感謝しています。ありがとうございました。 夕食後にもラクロスのミーティングが行なわれた。 国際部による「海外遠征のススメ」の模様。 2日目の夜には新人委員主催のイベントが開催された。 新人委員会がデザインしたフレキャンTシャツ2009バージョン。 Text:日本ラクロス協会東海地区強化部 男子・島田智成 女子・日比野紀弘 Photo:日本ラクロス協会東海支部総務部次長・八木信行
8月1日(土)〜8月3日(月)に静岡県の遠州灘海浜公園において、東海地区男子・女子合同のフレッシュマンズキャンプが開催された。 毎年恒例となっているこの企画は、学生連盟新人委員会のメンバーの大変な尽力があり成果を上げている。 今年も同様に、事前準備から当日の運営と、休む間もなく新人委員のメンバーが活動してくれたおかげで、参加する全てのメンバーにとって非常に実りあるキャンプとなった。
フレッシュマンズキャンプには、男子は選手131名、マネージャー 23名が参加。女子は選手 212名、マネージャー25名が参加した。また指導する側として、各大学の育成担当者(上級生)や、強化部から依頼を受けたコーチ陣、そしてSG(Safety Guard)の知識を豊富に持ったメンバーが参加した。 男子は「自己主張」をキーワードに、ゲームを中心に行いながら進められた。より多くの得点を取るために、自由な発想を期待し、「得点を取る術」をいかに自分の頭で考え、お互いに主張し、共有できるか。コーチ陣も選手の自主性を促すようなコーチングを行った。
「選手」「SG」「指導者」全ての立場の人が常に向上心を持ち続ける今回のキャンプの雰囲気から、今後、東海地区が更なる活性化を遂げることを確信した。
最終日の解散式において、涙を流す1年生や上級生の姿もあり、先輩・後輩、学生・社会人といった縦の絆も強く結ばれた3日間であったことが象徴されていた。きっと今回培われた絆は、これからラクロスを続けていく上で、お互いに大きな励みになるであろうし、大きな支えになると思う。大学の枠を越えた「横の繋がり」や学年等を越えた「縦の繋がり」を、今後も大切にしていって欲しいと願う。
今回のキャンプでは、宿泊施設やグラウンド関係者の方、旅行会社の方々にも多大なるご支援をいただきました。参加者一同、心から感謝しています。ありがとうございました。
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