第1回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝男子第1試合 　　関西学院大学(関西学生1位) vs 名城大学(東海学生1位) 　　日時：2009年11月28日（土）　14:00開始 　　場所：東京・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場

スコア

チーム	1Q	2Q	3Q	4Q	Extra	TOTAL
関西学院大学	1	0	2	0	1	4
名城大学	0	0	1	2	0	3

得点者

関西学院大学	名城大学
#5 木下弘志 (2)	#15 近藤立 (1)
#22 林裕貴 (1)	#17 坂田悠 (1)
#58 廣田啓次郎 (1)	#63 伊藤康博 (1)

＊（）は得点数

審判

主審	志水研太郎
副審	篠原将浩
	稲垣和彦
CBO	坂本猛
BM	中島和紀

ゲームレポート

初冬の爽やかな日差しが、緑色の芝生を鮮かに照らす中、第1回全日本ラクロス大学選手権・男子初戦、関西学院大学(以下関西学院)対 名城大学(以下名城)の試合が始まった。 　第1クォーター、名城はミドルシュートを撃ち、試合の流れを掴もうとする攻撃に対し、関西学院はゴール裏でのインバートからトップでシュートを撃つ攻撃を繰り返した。すると開始8分、関西学院#22林がゴール裏から真ん中まで切り込み、左手で見事なゴールを決めた。それをきっかけに追加点を狙う関西学院だったが、ゴール前での精度を欠いていた。一方、名城はフェイスオフでのファウル等でなかなか流れを掴めなかった。そのまま1-0の関西学院のリードでこのクォーターが終了した。 　第2クォーター。関西学院1回、名城2回のエキストラ・マン・オフェンスの機会があったが、このチャンスをお互いうまく守り抜いた。両チームともゴーリーを中心に好守備をし、前半は前クォーターからスコアは動かず、1-0のまま終了した。 　第3クォーターでようやく試合が動いた。開始早々、名城#15近藤がゴール左前からランニングシュートを決め、試合を振出しに戻した。しかし、そのゴールで、関西学院の動きが変わった。9分、11分に立て続けにゴールを決め、ようやくの追加点を決めた。 　そして第4クォーター、守りに出た関西学院に対し、名城がラクロス魂を見せた。開始8分、名城#63伊藤がゴールを決めると、会場がため息から歓声へと変わった。その力をもらった名城は、ついに同点へとした。そして試合は、サドンビクトリーにもつれ 込んだ。 　サドンビクトリーでは、流れは再び関西学院へと変わっていた。あっという間に第1ピリオドの4分間が過ぎ、第2ピリオド開始早々、関西学院#5木下が試合を決めた。 　第1回大会から歴史に残る激闘が見られた。全国のラクロス魂が見られるこの大会を、これからも注目したい。

 

Report：保屋野泰昌（大東文化大学） Photo：日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満 Photo：日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史 Photo：日本ラクロス協会国際部長・鹿内映里

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