第20回記念関西学生ラクロスリーグ戦・女子ファイナル3準決勝戦
関西学院大学 vs 同志社大学 (女子一部リーグ)日時:2009年11月7日(土) 11:00試合開始
場所:大阪・舞洲運動広場球技場スコア
チーム 前半 後半 TOTAL 関西学院大学 2 1 3 同志社大学 4 4 8得点者
関西学院大学 同志社大学 #22 松崎未佳 (1) #20 藤高彩 (2) #57 志渡友梨 (1) #29 相場久仁香 (2) #58 京真澄 (1) #33 赤井友紀 (2) - #16 酒井愛美 (1) - #28 三木麻理子 (1) *()は得点数
ゲームレポート
青空が広がる暖かい日差しの下、舞洲運動広場競技場において、第20回記念関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3準決勝戦、関西学院大学(以下、関学)対同志社大学(以下、同志社)の戦いが開催された。関学は全員ラクロスを目標に掲げ、勝利を目指すチーム。同志社は昨年の屈辱をはらすべく関西制覇に向けて突き進むチームである。
試合開始、ドローを制したのは関学。素早いパス回しでボールをゴール近くまで持っていくが、同志社がボールを奪う。関学にファールが目立ち、同志社に何度もシュートのチャンスが与えられるが、なかなか得点できず。開始5分、同志社#33赤井が、味方から良いアシストを受けシュートを決める。しかし、関学も負けてはいない。相手チームのフリースペース・トゥー・ゴールの侵害により得たチャンスを、関学#22松崎が確実にものにする。どちらのチームも一歩も譲らない。ウォーターブレイクタイムアウト後、関学#57志渡が得点し、ここで同志社がチームタイムアウトをとる。前半16分、2-1で関学がリード。ここから一気に同志社がペースをつかみ、立て続けに3得点。関学もシュートを撃つが、ゴールを揺らすことができない。2-4の同志社リードで前半終了。
後半、いち早く流れを掴んでいきたい関学だが、立ち上がりはプッシングやデンジャラスチェックなどのファールが目立ち、同志社に何度もフリーシュートのチャンスを与えてしまう。関学のゴーリー#12中尾の好セーブにより、なんとか開始7分までは無失点で抑えるも、同志社の猛攻に耐え切れず、ついに7分30秒、ゴール裏からのパスが#29相場につながり失点を許してしまう。この1点から流れを引き寄せた同志社は、この後#28三木、#16酒井と、立て続けに2点を追加する。焦る関学はまたしてもファウルを重ね、なかなか勢いにのることができない。しかし、ここで関学がタイムアウトをとり、その直後、#31西村のゴール左横からのパスが#58京へ通り、同志社から貴重な1点をもぎとる。追加点を狙う関学は、#58京や#77堀江のアンダーシュートなど、果敢に同志社のゴールを攻めるが、点にはつなげることはできない。逆に、同志社#33赤井がゴール前のダウンボールをものにし、そのままシュートを決め、さらに1点を追加する。関学は、この後も果敢に攻めるが、得点に至らず、3-8で惜しくも試合が終了した。
この試合に勝利した同志社は、今月23日に行なわれる第20回記念関西学生ラクロスリーグ戦の決勝で、現在1位の大阪国際大学と今年の関西学生頂点を争う。どちらが全日本ラクロス大学選手権大会への切符を手にするのか。熱い試合を期待したい。
Report:日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会NF班
磯部絢(神戸市外国語大学)/岡田里菜(京都工芸繊維大学)
桂千紗(京都ノートルダム女子大学)/橋本真友里(京都大学)
Photo: 日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇