第15回北海道ラクロスリーグ戦・男子開幕戦
北海学園大学 vs 北海道大学日時:2009年8月23日(日) 10:30試合開始
場所:北海道・野幌総合運動公園陸上競技場スコア
チーム 前半 後半 TOTAL 北海学園大学 3 5 8 北海道大学 6 4 10得点者
北海学園大学 北海道大学 黒田朋子 (2) #36 武田美帆 (5) 深津智子 (2) #37 渡邊翠 (2) 山口愛美 (1) 河崎さほり (1) 福田はるか (1) #87 永井千里 (1) 穂積香葉 (1) 須釜菜穂子 (1) 田村麻美 (1) - *()は得点数
ゲームレポート
8月23日、野幌総合運動公園で第15回北海道ラクロスリーグ戦の開幕戦、北海道大学(以下、北大)対北海学園大学(以下、学園)の試合が行われた。昨年度のリーグ戦では3-3と引き分けている。
空は雲で覆われ、時折雨が降った。わずか試合開始20秒、北大#36武田美帆がドローを制し、そのままゴールまで運び、先制点を入れた。また試合開始5分、ゴール裏でボールをキープしていた北大#37渡邊翠から、#36武田のカットインに対するパスで2点目を入れた。北大の攻めが続き、#37渡邊のゴール裏からの1対1による得点で3-0北大リードとなった。しかし、北大のパスミスによるグラウンドボールを学園が獲り、学園#4穂積香葉が1対1でゴール前まで運びシュート、学園の1点目を決めた。続いて学園は#31中村朱里から#37福田はるかへパスでつなぎ2点目決め、3-2の1点差まで追いついた。ここから北大、学園は1点ずつシュートをいれ4-3。前半開始20分デンジャラスチェックにより北大#37渡邊のフリーシューが決まり5-3、さらに北大#87永井千里(以下、永井)のシュートで6-3と3点差で前半が終了した。
後半、学園はグラウンドボールを獲った後、足でゴール前までボールを運びシュートを撃ち、連続で2点を決めた。学園#9山口愛美(以下、山口)がゴール裏から1対1でディフェンスを抜きシュート、学園が追いつき6-6の同点となった。ここから学園の攻めが続くも、北大のゴーリー#63山本佳代のセーブによりなかなか得点につながらない。一方で、北大はゴール裏を使った攻めを展開し、#36武田が連続3点を決め9-6。一気に3点が開いたが、すぐに学園#5田村、#3深津智子のシュートで9-8と1点差に縮まる。しかしラスト40秒をきったところで、ゴール裏でボールをキープしていた#37渡邊からゴール前にカットインしてきた#9須釜菜穂子へのパスがつながりシュート、10-8となりゲームが終了した。
北大、学園ともそれぞれの攻撃を展開し、大量に得点をした。両チームともこれから6試合があるが、その中でどれだけ成長して決勝戦の舞台、円山公園陸上競技場に立てるかが楽しみである。
Report:日本ラクロス協会広報部北海道地区・川村実希
Photo: 日本ラクロス協会広報部北海道地区次長・前田浩一