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日時：2009年6月14日（日） 15:00試合開始
場所：東京・江戸川区陸上競技場
男子試合：U22日本代表 vs 米･メリーランド大学ボルティモア校（UMBC)
ゲームレポート 今にも雨が降り出しそうなどんよりとした曇り空の中、第21回国際親善試合の目玉である男子22歳以下日本代表（以下、U22日本代表）対メリーランド大学ボルティモア校(以下、UMBC)の試合が始まった。アジア・パシフィックトーナメントの前哨戦として良い結果で試合を終えたいU22日本代表は、NCAA強豪チームのUMBCにどう挑んでいくのだろうか。
まずはじめにボールを制したのはUMBC。しかし、うまくオフェンスできず、クリアされるも再びボールを奪い、UMBC21番ピート・ポイロン選手が左上からのランニングシュートを決め先制点とする。その後、U22日本代表も素早いパスで相手ディフェンスを崩そうとするが、手堅いディフェンスと好セーブに阻まれ、うまく点が取れない。
第1クォーター8分、UMBC14番ジェーミー・キングルス選手が、1対1からのパスを受け取り、シュート。2点目となる。その後も、立て続けにクリアからのパスでUMBC39番マット・ラザン選手が得点、ゴール裏からの1対1で36番クリス・ジョーンズ選手、上からの1対1で9番アレックス・ホップマン選手が得点。U22日本代表も負けじと攻撃するが、パスミスが目立ち、思うようなオフェンスができず試合は0-4となる。
すかさず第1クォーター15分、流れを変えようとU22日本代表がタイムアウト。再開後、U22日本代表23番瓜哲史選手がシュート。そのままボールを拾い、14番折原二朗選手がシュートするが、なかなか決まらない。最後に、UMBC24番ボビー・ストックトン選手がゴール前で点を決め、0-5で第1クォーターが終了した。
第2クォーター、ボールを制したのはUMBC。そのままUMBC46番シーン・マッケーナ選手が得点。開始30秒のことであった。U22日本代表にとって嫌な雰囲気となってしまうかと思われたが、開始3分、U22日本代表24番神原良平選手のパスから29番高橋涼輔選手が得点。ようやく初得点し、流れに乗っていきたいところであったが、直後にUMBC19番ティム・アンダーソン選手がゴール裏より1対1をかけ、7点目をもぎ取る。やはり、日本人より体格が勝っているだけあり、1対1からのシュートがいとも簡単に決まってしまう。U22日本代表も負けじと、速いパスを回すものの、手堅いUMBCのディフェンスをうまく崩すことができず、シュートも放つが運に見放され思うように得点できない。
ゲーム中盤は、グラウンドボールからボールが落ち着かず、開始15分UMBCがタイムアウト。再開後、U22日本代表3番三井恭平選手がアンダーシュートを放つが、ゴーリーに阻まれる。さらに、12番壷井直貴選手がシュート。そのこぼれ球を8番堀内茂大選手がシュートし、貪欲にゴールを狙うが決まらない。第2クォーター終了1分前、UMBC1番ケビン・コーラン選手のクリアからパスを受け取り、19番ティム・アンダーソン選手がゴール裏から1対1をかけ、得点。1-8でゲームを折り返す。
Photo：日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
Report：日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会委員長・辻伸浩
