Teen's Lacrosse Community主催 女子中高生1年生向けクリニック報告 ・開催日: 2008年4月29日(火祝)
・開催場所: 大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
・主催: 日本ラクロス協会普及部Teen's Lacrosse Community
・協力: 日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会Teen's班、日本ラクロス協会強化部関東4月29日、大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて、ラクロス協会(以下、JLA)普及部Teen's Lacrosse Community主催の1年生向けクリニックを開催した。対象選手はラクロスをまさに始めたばかりの中高1年生。今回は高校1年生のみ、30名の参加であった。コーチは大倉崇(JLA強化部)。スタッフは総勢14名で、選手二人に一人のスタッフ体制で密度の濃いクリニックを目指すことになった。
前日にクロスを買った選手、先輩から借りてきたクロスで行う選手などがおり、まさに「ラクロス初体験」、大倉の明るいコーチングにより、序盤から空気は盛り上がった。目指したものは、「ラクロスを楽しもう」。ラクロスの基礎技術を正しいものを身に着けてもらい、選手が練習開始直後から楽しんでプレーできることを目標とした。
メニューは、下記のとおり。
■アップ
■スロー練習
■キャッチ練習
■グランドボール練習
■シュートスロー練習では集合して正しいフォームを伝え、方向を気にせず正しいフォームで投げてみようということを試みた。
もちろんこの日一日で習得できるわけではないが、クロスを縦に振ること、手首を使い、腰も使うことなどにしっかり時間をかけて、レクチャーをした。スタッフがすぐヨコについて見れる状態にあったため、最初はきれいに振れなかった選手もみるみるきれいなフォームでパスを投げるようになり、スタッフも強い手ごたえを感じた。キャッチ、グランドボールをした後は、男子のゴーリーがゴールに入った状態でのシュート。スロー練習で習ったフォームそのままに、とにかく思いっきり打ってゴーリーを破ろう!という趣旨で、何本もゴールを決める選手もおり、スタッフのキャラクターもあって選手たちは一番の盛り上がりを見せた。クリニック終了後、選手に感想を聞くと、
・まだ1週間だけど先輩と違うことを習えた
・シュートが入って嬉しかった
・中学時代の友達に再会できて嬉しかった
・楽しかったからまた来たい
・暑い
・キャッチは難しい
・スタッフがいっぱい居たから細かく習えた
など、素直で率直な意見を聞くことができた。JLA普及部Teen's Lacrosse Communityでは、2008年、継続的に1年生向けクリニックを開催し、ラクロスをより楽しんでプレーできる環境つくりをサポートする。次回は5月末〜6月初旬に実施したいと考えている。メニュー等は事前に決めたもののほかに、当日の選手のレベルを見て判断をする。
まずはウォーミングアップから。
コーチ(大倉崇・JLA強化部関東)によるボールを投げる仕組みの
説明中。
スティックに囚われず、まずは投げる為の身体の動きを確認。
一緒に確認する学生連盟広報委員会Teen's班スタッフ。次はボールを拾う事に関して説明中。 先ほどやった、投げる練習を活かしてのシュート!
Text & Photo by 日本ラクロス協会普及部