正午が過ぎても快晴は続き暖かい気候の中、第19回全日本選手権大会1回戦が舞洲運動広場球技場にて行われた。昨年関西学生リーグ2部から1部に昇格し勢いに乗っている立命館大学(以下、立命大)対、クラブ選手権1位のFALCONSの戦いとなった。
関西学生代表として、社会人代表として、共にプライドを持って戦って欲しい。
第1クォーター、FALCONSが開始早々エキストラを得て確実に決める。立命大に再びFALCONSが迫るが、ゴーリーが動きを読みパスカット。決定的なチャンスを守り切る。しかし、クリアで立命はボールを奪われ、追加点を取られる。立命大も果敢に攻め決定的なチャンスを作るが決めきれない。対するFALCONSは、社会人らしく冷静、着実に追加点を重ね、第1クォーター終了時には 7-0と立命大を大きく突き放した。
第2クォーター、立命大のゴーリー#99冨永の豪快なセーブによりFALCONSの勢いは止まり、徐々に立命大にも流れがやってくる。しかし、パスミスが目立ちゴールがなかなか奪えない。そんな中、FALCONS#12岡部が点を奪う。しかし、立命大もやられてばかりではいられない。クリアが成功し、#8梅原がそのままシュートを放ち1点目をもぎ取る。しかし、流れを引き寄せきれない。再び点を奪われ、9-1でハーフを終える。立命大はこのままでは終われない。後半で関西学生代表の意地を見せて欲しい。
第3クォーター、立命大は焦りを見せ始め、ディフェンスが荒々しくなり始める。立命大のマンダウンディフェンスが立て続けに起こる中、立命大#99冨永がナイスセーブを連発し、失点を食い止める。しかし、クォーター中盤、FALCONS#23丸山(伸)の豪快なミドルシュートが決まる。その後FALCONSが波に乗り始め、#43畠山の右上へのシュート、#4門田のシュートも決まり、誰もがFALCONSの勝利を脳裏を過らせた。12-1、FALCONSのリードで最終クォーターを迎える。
第4クォーター、FALCONSの流れが続く。#23丸山(伸)が作ったブレークから、最後は#1丸山(光)が決める。続けて、#23丸山(伸)フェイクからのパスを、#4門田選手が受けシュート。しかし、立命大も負けじとFALCONSに食らい付く。#1由良の華麗なシュートがゴールに突き刺さり、会場が大いに沸いた。しかし、その後はFALCONSの一方的な攻めの試合展開になる。#1丸山(光)のクリース付近からのシュート、#23丸山(伸)のトリックプレーからのシュートが2本連続で決まり、18-2とFALCONSの勝利で試合が終了した。
立命大は大敗したものの、#20星野が、チームの雰囲気を盛りたて、鼓舞していたことが非常に強く印象に残った。FALCONSはこの勝利を勢いに更に上を目指してほしい。 |