第17回九州地区学生ラクロスリーグ戦・女子決勝
福岡大学 vs 西南学院大学日時:2008年11月2日(日) 10:15試合開始
場所:福岡・春日公園球技場スコア
チーム 前半 後半 TOTAL 福岡大学 0 77
西南学院大学 5 1 6得点者
福岡大学 西南学院大学 #71 枇杷木望 (3) #14 田中沙織 (2) #21 山本望 (2) #8 豊原彩加 (1) #4 門口佳子 (1) #9 永尾友依 (1) #5 池田由香 (1)
#10 森裕美子 (1) - #13 亀谷真里 (1) *()は得点数
ゲームレポート
11月2日、春日公園球技場で第17回九州地区学生ラクロスリーグの決勝戦、西南学院大学(以下、西南)対福岡大学(以下、福大)の試合が行われた。
前半開始、まずドローを制したのは西南。ゴールまでボールを運びシュートに繋げたが、福大ゴーリーのセーブにより、得点とはならなかった。その後、両チームともに堅いディフェンスが続き、得点を決めることができない。互いに一歩も譲らない、長い攻防。そしてその攻防の末、西南#14田中沙織選手が先制点を決めた。この流れに乗ったのか、西南は着実に得点を重ねていく。福大も果敢に攻めるが、西南のディフェンスに阻まれ、得点につなぐことができないまま前半終了。この時点で5-0と、西南が大きくリードをとった。
後半最初のドローを制した西南は、的確なボールさばきからシュートまで繋ぎ、福大との点差を広げた。次のドローを制したのは福大だった。ボールを運び、攻撃を展開している中で西南のファールとなり、福大のフリーシュートとなる。福大#21山本望選手のシュートがゴールネットを揺らした。福大の初得点である。そして、ここから福大の反撃が始まった。ビハインドを微塵も感じさせない、落ち着いた鋭い攻めで得点を重ねてゆく。西南も攻撃を仕掛けるが、福大の気迫あふれるディフェンスに阻まれ、点に繋げられない。点差が狭まるにつれ、試合はさらに白熱したものとなっていった。そして試合時間残り4分、ついに同点となる。試合が最高潮の盛り上がりを見せる中、ドローを制したのは福大。そして西南の一瞬の隙を突き、フィードから#5池田由香選手のシュートが決まる。これが決勝点となった。その後は両者一歩も譲らぬままに試合終了のホイッスル。結果は7-6、優勝を果たしたのは福大だった。
Photo&Report: 東彰子(九州大学)