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第17回九州地区学生ラクロスリーグ戦・男子決勝

九州大学 vs 福岡大学

日時:2008年11月2日(日) 13:00試合開始
場所:福岡・春日公園球技場

九州大学vs福岡大学九州大学vs福岡大学

スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
九州大学
2
3
2
4
11
福岡大学
2
1
1
1
5

得点者

九州大学 福岡大学
#3 内海寿紀 (3) #16 松友慶太 (2)
#5 西秀隆 (3) #18 碇大輔 (1)
#18 森恭平 (3) #22 高田稔大 (1)

#1 国本峻 (1)

#41 岩永壮介 (1)
#4 上野正幹 (1) -

*()は得点数

ゲームレポート

九州大学vs福岡大学 女子の熱戦の余韻が冷めやらぬ中、男子決勝戦、九州大学(以下、九大)対 福岡大学(以下、福大)の試合が始まった。

 第1クォーター、まずは九大がフェイスオフを制するも、開始直後は緊張からか両チームともミスによってボールが繋がらない。それでも九大は、冷静なパス回しから#4上野選手が1対1を仕掛け、ゴール前の#18森選手がパスを受け、シュートを撃ち1点を先制した。その直後、福大は#41 DF岩永選手が九大のクリアボールを奪い、そのまま自陣から一気に九大ゴールまで駆け上がってシュートを撃ち、1得点目を決めた。これを機に勢いに乗る福大であったが、九大#5西選手がクリアからの速い展開でパスを受けて1対1をしかけ、2得点目を奪った。粘る福大も第1クォーター終了間際に#16松友選手のゴール裏からの1対1で同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

 第2クォーター、先手を取ったのはまたしても九大。#3内海選手がゴール裏からのパスを受けてシュートを撃ち3得点目。そして、クリアから#5西選手、#18森選手とパスを繋ぎ、森選手が4得点目を奪った。福大にとっては我慢の時間帯であったが、九大のファウルでエキストラマンオフェンスとなり、#8下和田選手からのパスを受けた#18碇選手のミドルシュートで3得点目を決めた。その直後、福岡大学のクリアミスから九州大学がボールを奪い、#5西選手が#3内海選手へパス、ゴーリーが飛び出して来るも内海選手のシュートが決まり5得点目。九大が一歩リードしたところでハーフタイムの笛が鳴った。

九州大学vs福岡大学 第3クォーター、開始早々から勢いづく九大が激しい攻撃をしかけるも、福大も堅い守りで得点を許さない。逆に少ないチャンスをものにしたい福大は、#16松友選手が第1クォーターと同じゴール裏からの1対1で4得点目を決め、1点差と詰め寄った。引き離したい九大は、#4上野選手がゴール横からの1対1でシュートを撃ち6得点目。さらに、#5西選手の右上からの1対1で追加点を奪い、7得点目を奪う。九大はさらに追加点を狙うが決定力を欠き、そのまま第3クォーター終了。

 第4クォーター、序盤は両者負けず劣らずの奮闘で均衡が続いたが、九大#16里見選手から#18森選手へのパスが通り、森選手のシュートが決まって8得点目。これ以上離されたくない福大も猛攻を見せ、#22高田選手が#18碇選手からのパスを受け、そのままシュート。これが決まって5得点目。その後も激しい攻め合いが続いたが、九大がパス回しから立て続けに2点を追加し、10-5と試合を決定づける。最後には#1国本選手がゴール横からの1対1でダメ押しの11得点目を決め、試合終了。

 この試合、両チーム激しい攻防だったが、ハーフ以降は特に九州大学の素晴らしいパスワークと1対1が観衆を魅了していた。九州大学には、この試合の勢いそのままに今後の試合でも頑張ってもらいたい。

 

Report: 柿田裕介(久留米大学)
Photo: 東彰子(九州大学)

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