梅雨も明けたと思われたが、湿度が高く天候が不安定な中、第20回国際親善試合が舞洲運動広場球技場(芝面)にて行われた。対戦カードはU23男子関西選抜(以下U23)対米・U23カリフォルニア選抜(以下USA-WEST)である。
1Q、両チーム勢いよくスタートを切り、激しい攻防が続く中、開始2分USA-WESTがタイムアウトを取った。その直後、#11Scottが#16Brooksからの絶妙なパスを受けUSA-WESTが先制点を挙げた。
USA-WESTの攻撃は続き、#6Citoがスティックワークを駆使した、1対1を仕掛け点を決める。
U23もエキストラマンオフェンスのチャンスを活かし、#6由良が得点を決め、点差を縮める。均衡した攻防の中、USA-WEST #10NateがQ終了間近の一瞬の隙を突き、点を決め1-3で1Qが終了。
2Q、激しいフェイスオフでU23ボールから始まった。開始早々USA-WESTの#24Joshがアンダーからのシュートを決め、2Q最初の得点となった。
お互い激しい攻防の中、またもUSA-WESTの#16Brooksが豪快なシュートを決め、後半2得点目のゴールとなった。お互い目にも止まらぬ速さで攻め、ゴールを狙うものの、両チームのゴーリーがそれをことごとく阻止する。USA-WESTがパスを回しつつU23ゴールに近づき、#9Danが3点目を決めた。
U23チームも相手のディフェンスをかき混ぜ、綺麗なパスワークから#6由良が後半U23チーム1得点目を決めた。スコア6-2でUSA-WESTが4点リードで、2Qが終了した。
3Q、U23はツーマンダウンの状態から試合は始まった。USA-WESTは、ここでもう1点入れて3Qの流れをつかみたいところだったが、U23がこのピンチを守りきる。しかし、得点を先取したのはUSA-WEST。#6Citoのスピードにのった1対1からの豪快なシュートが決まり、U23を突き放す。
その後、U23はファウルなどの数的不利になるが、U23のゾーンで守るディフェンスが幾度となくピンチを救った。しかし、Q中盤、USA-WESTの# 24Joshが上からの1対1で抜き、そのままシュートが入る。その後、USA-WESTの#14Alexが裏でフリーの状態でボールをもらいシュートを決める。9−2で3Qは終了した。
4Q始まるや否や、USA-WESTの猛攻が襲い掛かる。フィードにあわせた#16Brooksがシュートを決め、続けて次々とシュートを放つ。数少ないチャンスを活かしてU23も中へ切れ込むが、相手の激しいプレッシャーによりシュートには至らず。
その後、U23はエキストラマンオフェンスの機会から、長いことポゼッションをするも、決定打には至らず。しかし、U23のクリア失敗からUSA-WESTが#16Brooksのシュートを決めた。その後もUSA-WESTの猛攻は続くが、U23ゴーリーの#24秋道のナイスセーブで失点を防ぐ。
終盤、U23は反撃を開始し、#7巽が1対1からシュートを決めるも、反撃はそこまで。試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
USA-WESTは素晴らしいフィジカルを使ったチーム。その隙をうかがい、突き続けたU23。雨にも負けず、両チーム両チームのスタイルを崩さず、最後まで戦い続けた。今度も、両チームの躍進が期待される。
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