日時:2008年6月29日(日) 13:30試合開始
場所:江別・道立野幌総合運動公園ホッケー場男子試合:U22北海道選抜 vs 米・U19カリフォルニア選抜
スコア
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL U22北海道選抜 1 2 2 1 6 U19カリフォルニア選抜 3 2 2 6 13得点者
U19カリフォルニア選抜 U22北海道選抜 #16 Jackson Wirhti (3) #31 清野和之 (2) #18 Riley Gitlin (2) #6 本間祐助 (2) #21 Rusty Miller (2) #7 三輪常敬 (1) #23 Riley O'Neill (2) #11 片岡義明 (1) #3 Thomas Ufland (1) #9 Trevor Jones (1) #17 Keegan Bowman (1) #19 Doug Udel (1) -審判
主審 田中佑一郎 副審 山本航 田畑元気
ゲームレポート 第20回ラクロス国際親善試合。2008年度U22北海道選抜(以下、道選)対U19カリフォルニア選抜(以下CAL)。会場は北海道立野幌総合運動公園ホッケー場。天気は曇りで最高気温23度と、肌寒い気温の中、試合は始まった。
第1クォーター、フェイスオフは、道選側のファールにより、CALのボールとなる。その後、道選側のスラッシングにより、CALのエキストラマンオフェンスとなり、そのチャンスを生かして、#23Riley O'Neillが得点をあげる。その後、道選も何度かブレークなどでチャンスを作るものの、生かしきれずに、#18Riley Gitlinの1対1で2点目、#21Rusty Millerのミドルショットがゴールのファーサイド下に突き刺さり、3点目が決まる。道選も開始19分、#31清野の華麗なクロスワークにより、一気にゴール前に切り込んで、1点目をあげるものの、体格の違うカリフォルニア選抜を前に、自分たちのゲームができず、3対1CALリードで第1クォーター終了。
第2クォーター、フェイスオフを#20村田が制し、1対1を仕掛けるが、その後のパスミスによりグラウンドボールとなる。それを#20村田がすくい、ゴール横からパスを受けた#6本間が2点目をあげる。さらに、#17臼井の1対1から、#31清野が中にカットインをして3点目をあげ、同点とする。流れがよくなってきたかのように思えたが、道選、CALともに、パスミスが続き、攻守の激しい入れ替わりが起きる。その膠着状態から、道選のゴーリー#53工藤からのブレークパスが通るも、アタックがキャッチミスをしてしまい、決定的な得点チャンスを逃してしまう。その後、道選側のホールディングにより、CALのエキストラマンオフェンスとなり、#16Jackson Wirhtが4点目をあげる。その後、#9Trevor Jonesの、体を生かした豪快なシュートが決まり、5対3でCALリードのまま、第2クォーター終了。このクォーターは、両チームともにチャンスを生むも、それを得点に結びつけられなかったシーンが目立った。
第3クォーター開始直後、#16Jackson Wirhtにゴール前で決められ、再び3点差となってしまう。しかし、ここで#6本間のゴール裏からのフィードを受け、#7三輪が得点。さらにCAL側のスラッシング、オフサイドで3メンダウンと、道選に得点のチャンスがおとずれるが、チャンスを生かすことができなかった。逆に守り切ったCALの#3Thomas Uflandが切り返して得点をあげる。しかし道選も、#24西村のカットから、#16田中へとボールが渡り、#11片岡へパスが通り、5点目をあげる。この後、両チームとも攻めきれずに7対5CALリードで第3クォーター終了。
第4クォーター、フェイスオフはCALのファールにより、道選ボールとなるも、CALの堅いディフェンスを前に得点することができない。その後、耐えたCALがクリアを成功させ、#17Keegan Bowmanが得点。その後、#18Riley Gitlinの緩急のついた1対1により、9点目を奪う。しかし、第4クォーター開始10分、#11片岡のゴール裏からのパスを受け、#6本間が6点目をあげる。だがこれが道選の最後の得点となってしまい、#21Rusty Millerに10点目を決められたあとに、#7三輪、#20村田が二度ブレークを作るも、得点に結び付けられず、残り5分の間に#19Doug Udel、#16Jackson Wirht 、#17Keegan Bowmanに得点を許し、14対6でCALの勝利となった。
今回の敗北を生かし、北海道ラクロスを背負っている彼らの今後の活躍に期待したい。
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Report:日本ラクロス協会広報部北海道地区・野口卓弥(北海道大学)
Photo:日本ラクロス協会広報部北海道地区次長・前田浩一