2008年11月3日(月祝)曇天の中、第10回ラクロス全日本クラブ選手権一回戦、西日本男子リーグ第1位ナニワラクロスクラブ(以下、ナニワ)対東日本男子チャンピオンリーグ2位RAGGAMUFFINS(以下、ラガ)が舞洲運動広場球技場において行われた。
第1クォーター開始早々1分、MFラガ#42横田からのクリースへのフィードをAT#5吉丸が決め先制。対して10分にナニワAT#15上野がリスタート後の一瞬の隙をつきミドルシュートを決め、同点に追いついた。その後、両者ともに果敢に攻めるが決め切れない。そんな中、18分ナニワのクリアの際にLMF#12出口からのロングパスがラガG#51大塚のミスを誘い、そのままゴールへと突き刺さり、ナニワが2-1とリードを奪った。しかし、直後19分フェイスオフを制したラガは、MF#44山本からのフィードをAT#34小野寺が決め、すかさず同点に追いつき2-2で第1クォーターを終えた。
第2クォーター、開始直後のフェイスオフでナニワLMF#12出口がボールを制し、激しいプレッシャーを掻い潜りそのままゴールへ突き刺し、3-2とリードした。その直後、負けじと1対1よりラガMF#44山本がそのままゴールを奪い、3-3とまたも同点。その後、攻守が続くも両者早いドロップ、固いDFで得点を許さない。その均衡を破ったのは、ナニワだった。ナニワMF#11神納が1対1からのフィードからうまくジャンピングシュートで決め、ナニワが1点リード。その後、ナニワのイリーガルボディチェックによりラガはエキストラマンオフェンスを得るが、得点へ結び付けることはできず、4-3でナニワのリードでハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは、第2クォーターに引き続き、両者エキストラマンオフェンスのチャンスを得るが、固いDFになかなか得点できない。そして15分、ラガのエキストラマンオフェンスでMF#9神津がミドルシュートを決めた。しかし、その直後にナニワMF#19梅田がブレークからランニングシュートを決め、ナニワが勢いにのる雰囲気で、5-4ナニワのリードで第4クォーターへ。
第4クォーター、開始早々勢いにのるナニワMF#19梅田がミドルシュートを決め、この試合初の2点リードとなった。ラガは、1対1中心の攻めでAT#6村松が得点を決め、追い上げを始める。その後、ラガはナニワゴールへ襲いかかるが、ナニワG#31中村の好セーブに阻まれ得点を許さない。しかし、ついに13分ラガの猛追でMF#13谷川からのフィードがAT#5吉丸へ通り、再度同点に追いつき勢いにのった。勢いにのるラガは17分、ナニワの焦りの隙をつき#6村松ミドルシュートを着実に決め、ついに逆転。ここからナニワも怒涛の攻めを見せる。19分、ナニワがエキストラマンオフェンスのチャンスを得て、ラガのゴールにシュートを何本も放つが、得点は奪えることはできず、試合終了のホイッスルが鳴った。
「ナニワ 6-7 ラガ」にてラガが勝利し、第10回ラクロス全日本クラブ選手権決勝へと駒を進めた。
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