16回目となる今年の東海リーグ戦、U-21を何人も輩出している日本福祉大学(以下、日福)は充実した戦力を誇り、有力な優勝候補と見られていた。また去年の覇者・名城大学(以下、名城)も強力な2年生が加わり勝ち続けた。リーグ戦での両チームの直接対決は、控えメンバーをフルに使いながらの探りあいの試合となり、6対5で名城が勝利したもののファイナルではどうなるのか、注目度の高い試合となった。
第1クォーター、日福が押し気味だったものの、両チームともにエキストラマンオフェンスのチャンスを活かせず1対1の同点で終了。
続く第2クォーター、日福はクリアーからの速い展開で#16太田、#5山川、#22小林とつないだ得点を含め、4得点あげる。一方の名城は、#63伊藤がクリアをカットし、無人のゴールへシュートするが、これを日福#47中村が阻止し、得点を許さなかった。
第3クォーター開始後も日福は攻め続けた。対する名城は、4分#32吉宮の得点を機に少しずつ流れを引き寄せ始める。その象徴が、前半負けていたグラウンドボールも制し始めたことだ。ここから名城は、13分#18川本、15分#7服部、18分#10春田、終了間際の#32吉宮の計4得点あげ、この3クォーターで6対5と一気に逆転する。
第4クォーターに入っても名城は、5分#7服部が得点をあげる。しかし、3点差をつけられ、これ以上点差を開けられない日福は執念でもう一度流れを持ってくる。15分#11筒井、18分#11筒井のアシストで#22小林が得点し、土壇場で1点差まで詰め寄る。そして試合残り20秒、日福ボールとなる。最後の攻めを感じる観客が息飲む瞬間、#11筒井の気迫あるシュート。しかし、ゴーリー#0脇田に好セーブで、ボールはサイドラインを割り、試合終了となった。
日福#16太田を中心によくグラウンドボールを拾っていた前半は、日福がペースを握ったが、ボールへの素早い反応が衰えなかった名城が、後半グラウンドボールを制し流れをつかんだ。速いパス回しで良い攻めを見せていた日福、最後までよく足を動かし貪欲にゴールを狙い続けた名城、実力伯仲した試合はリーグ戦と同じく、1点差で名城が勝利した。まさに激闘と呼ぶにふさわしい決勝戦であった。 |