11月も半ばとなり晴天に恵まれた今日、第18回関西学生ラクロスリーグ戦男子ファイナル3準決勝が行われた。関西学院大学(以下、関学)と京都産業大学(以下、京産)との戦いだ。勝てばファイナル決勝と全日本選手権出場、負ければ引退という状況でどちらが勝利を手にするのか。戦いが今始まる。
第1クォーター序盤から両チーム激しい攻防が繰り広げられている。先制点は開始5分後に京産#14三井によるものだった。対して関学もシュートを次々と打ち#43籔内が1点を決めた。京産の攻めに対して強いプレッシャーで守る関学だがファウルをおかしてしまう。1人少ない状態で京産#18加納がシュート。これにより2-1となって、京産リードで終わった。
第2クォーター開始直後#22奥村が点を決め、京産が3-1のリードで第2クォーターが始まった。少し経過すると京産は関学のボールをパスカットし、ブレイクで#22奥村が4点目を決めた。ここまでは京産ペース。関学も自分たちのペースに戻したいがパスミスを連発し、なかなか糸口が見出せない。しかし関学は14分に#18阿部が、ゴーリーが飛び出したところに押し込みゴールを決め2点目。その1分後#12中堂、#91益永がゴールを決め4-4の同点にした。一方、京産はゴーリーの好セーブが続いていたが、立て続けに3点を決められ、関学ペースで第2クォーターが終了した。
4-4と同点で始まった第3クォーター。ここで相手に差をつけたい。京産のゴーリーのナイスセーブが続く中、こぼれ球を関学#4宮崎がゴール。貴重な得点となった。関学の攻めはポゼッション時間を多く使い、長い攻撃をしかける。対する京産は確実に得点を決めてきている。開始10分で京産#88階森の得点で追いつき、続いて#29福西の得点で再びリードした。しかし、関学#43籔内のシュートでまた同点に戻った。追いついては追い越されというシーソーゲームとなっている。残り時間が少なくなり、京産#22奥村と関学#23玉田が1点ずつ決め7-7で終了した。
同点で始まった第4クォーター。関学のファウルで京産のエキストラマンオフェンスで開始するが、点が入らずに関学ボールになる。すると#18阿部、#8黒川が点を決めて10-7で関学がリード、その後も関学のポゼッションが続き優勢に攻める。対して京産も負けてはおらず、幾度となく攻めて関学ゴールを脅かすもゴーリーの好セーブが続き点を決められない。そして関学#8黒川、#23玉田が連続で決めて12-7になる。そこで関学は流れをつかんで2点連続で関学が点を決め14-7で試合が終了した。
関学は、この勝利を足がかりにファイナル3決勝でも奮闘していただきたい。また京産は今試合で4年生は引退するがこれから新チームになってもこれをバネに頑張ってもらいたいものだ。 |