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第18回関西学生ラクロスリーグ戦・男子ファイナル3決勝
京都大学 [1部1位] vs 関西学院大学 [1部2位]日時：2007年11月23日（祝）13:30試合開始
場所：大阪・長居球技場
ゲームレポート 今年もついにやってきた。関西学生ラクロス王者を決めるファイナル3決勝戦。天気は晴れである。対戦カードは、昨年関西学生王者である白のユニフォーム京都大学(以下、京大)対リーグ戦での敗北の雪辱を晴らすべく立ちはだかる青のユニフォーム関西学院大学(以下、関学)である。
13:30フェイスオフ。やはり決勝という舞台の緊張感の中ということもあってか、両チーム共にボールがおぼつかない様子である。パスミスが多い中、開始4分、関学#18阿部が1対1でクリースに切り込んで行き、そのままシュートを撃ち、早々と得点を決めた。チームの流れが悪いのを一気に吹き飛ばす得点であった。関学が流れを呼び込んだと思われたが、ここから長い時間京大の攻撃が始まった。しかし、関学は鋭い京大のオフェンスをことごとく跳ね返した。パスをカットした関学は、落ち着いてすばやくパスを回してディフェンスがずれたところにすかさずクリースにパスを出して15分、#8黒川が得点した。やはり流れは関学にあった。2点差をつけたところで1クォーターが終わった。
2-0と関学リードで向かえた第2クォーター。開始直後は両チーム共にパスミスが目立ち攻守の移り変わりが多くなる。しかし7分、京大#12鈴木がクリース前に切り込みチーム初得点をあげる。ここから追い上げたい京大だったがその直後、関学#24竹川がシュートを決め再び3-2と点差を広げる。両チーム共に攻めきれず前半を終えたが、両チームともファウルが目立つ内容となった。
第3クォーター。点数が欲しい京大は、フェイスオフ直後、#81浅野が得点した。その後、両チームのファウルにより、両チームともチャンスを得ることができなかった。その中で、先に関学の隙を見て京大#18横田により同点となる。しかし、その直後関学#43藪内が得点を得る。両チームの好守により、お互い点を決めることが出来ない。その流れを変えるかのように関学のディフェンスがスライドに行った隙を見て、京大#5安達が得点し、同点に追い付いた。その後、両チーム1点ずつ加え同点のまま最終クォーターに入ることになった。
第4クォーター。開始3分で、関学#5上殿のシュートが決まる。立て続けに#43薮内が無人のゴールにシュート。負けじと京大もブレイク。#7安藤がクリアからシュートまで行きゴール。9分には京大のファウルによるエキストラマンオフェンスで、関学#91益永のミドルシュートがゴールに突き刺さる。点取り合戦のようだ。今度は、京大#26荒木によるゴール。残り4分で京大がライドによりボールを奪い、#22中村がシュート。同点となった所で会場のボルテージは最高潮に達した。
試合はサドンデスに持ち越された。先にボールを手にしたのは京大だ。シュートを撃つが決まらない。京大がファウルをしてしまい、緊迫の一分間沈黙を破ったのは関学#24竹川だ。この瞬間勝利が決まった。
両チームとても白熱した試合を見せてくれた。全日本選手権でも今日の様に熱い戦いを期待している。
Report：今井雄大(追手門学院大学)・上田一人(流通科学大学)・富吉了(帝塚山大学)・三宅快昌(大手前大学)
