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日時：2007年12月8日（土） 13:30試合開始
場所：大阪・舞州運動広場球技場男子1回戦： 京都大学(関西学生2位) vs VALENTIA(クラブ1位)
ゲームレポート
12月8日冬を感じさせる寒さの中、第18回ラクロス全日本選手権大会1回戦京都大学(以下京大)対VALENTIA（以下VALE）が行われた。
第1クォーター、フェイスオフを先に制したのはVALE、早い展開によりシュートを打つも入らず。両チームすばらしい攻守を見せる中、先にVALE#1相澤がシュートを決める。その後京大のファウルにより、京大はピンチになるも、なんとか守りきる。京大はチャンスを作るもVALEのゴーリーによって止められてしまう。そして、VALEは#1相澤がさらに得点を入れる。両チーム素早い攻守のまま第2クォーターへと持ち越された。
第2クォーター、開始直後から両チーム共激しいマンボールが続く。VALEのファウルにより、京大はチャンスを得るも、VALEのDFに止められてしまう。しかし、京大#1佐々木のアシストにより#7安藤が得点を決めた。それに対して、VALEもその直後に#1相澤によって追加点を決める。その流れを活かしVALE#6小林も点を決める。その後、両チーム速い展開で攻めるも相手のDFによって止められてしまう。
VALEがフェイスオフを制し始まった第3クォーター、京大も負けずにチェックでボールを奪い返すが、ゴール前でのミスが目立つ。VALE#1相澤がクリースへのカットで後半初得点を挙げる。その後すぐにVALE#12末木が1点を追加する。VALEの攻撃を止めたい京大はチームタイムアウト後、#22中村の上からのフリーのカットに#9宇佐美のアシストが通り2点目が決まる。しかし、VALE#1相澤がすぐに1点を取り返す。両チーム、ゴール前での最後のパスが繋がらなかったり、DFの激しいチェックでボールを奪い返したりと、なかなかスコアリングプレイが見られない。そんな中、京大#5安達のシュートは惜しくも入らず、2-7でこのクォーターは終了となる。
5点を追う京大、ここで何とか得点が欲しいところだ。念願の得点はチェイスからのリスタートで#9宇佐美が相手の隙をついたシュートで決まった。互いに激しい攻防の末、VALEの#1相澤がゴーリーとの1対1からシュートを決め、続けざまに#12末木も決めた。何とか追い上げたい京大、#15吉川が左上からのカットインによるシュートが決まる。続けて#5安達のシュートが決まり、観客が沸いた。しかしVALEも#1相澤のこの日7点目のゴールで追い上げムードを振り払ったところで5-9で試合が終了した。
勝利したVALEには明日準決勝が控えているが、今日の疲れを残さず白熱した試合になることを期待している。
Report：上田一人(流通科学大学)／冨吉了(帝塚山大学)／郭杏奈(神戸女学院大学)
Photo：日本ラクロス協会広報部・中山崇
