曇り空が広がる舞洲運動広場クレー面で第18回全日本選手権大会が行われた。関西1位となった関西学院大学(以下関学)と、東海学生1位の名城大学(以下名城)との戦いとなる。
第1クォーター、最初のフェイスオフを名城が制し、そのままブレイクでシュートを放つが、これは関学ゴーリーがセーブ。関学の攻めになり果敢にシュートを撃つが得点は奪えず。その後、名城がクリアから#7服部が先制点を決めた。ここから互いに激しい攻防を見せ始める。今度は関学#91益永がシュートを決め、さらに名城のファウルにより関学のエキストラマンオフェンスで#8黒川が得点に繋げた。
第2クォーターもフェイスオフを名城が制して始まった。序盤からターンオーバーを繰り返すが、ゴ−ル前の堅いディフェンスに両チーム共ゴールを揺らせない。関学はオフェンス時間が続くも、名城のゴーリー#0脇田にことごとく止められる。長い沈黙を破り、関学#91益永の左からのシュートはあまりの速さに観客がどよめいた。波に乗ったかのように関学は、#70沖之城の連続得点で一気に差をつける。さらに#43薮内が追い討ちをかけるかのようにシュートを決め、6-1で終了した。
第3クォーター、なんとしても点を入れたい名城は最初のフェイスオフを制した。関学のファウルによってチャンスになるも活かせず、関学ボールになった。名城の隙をみて関学#50森下が追加点を入れ、続けて関学#24竹川が得点する。名城のファウルにより関学が有利になり、早いパス回しで関学#5上殿が得点。流れを変えたい名城は#17坂田のミドルシュートにより得点するが、すぐに関学#22林により得点されてしまう。しかし、関学がスピードを活かしてさらに攻めるも名城DFが追加点を許さない。名城も何度も攻めるが、なかなか点につなげることができない。
10-2の関学リードで始まった第4クォーター。最初のフェイスオフは関学が制した。そこから開始早々、関学#24竹川がミドルシュートで点を決め、立て続けに#5上殿も点を決めた。しかし名城も負けてはいられない。フェイスオフからそのままランニングシュートで#20布目が得点を決め、それを期に追い上げムードにしたいところだ。そして何度も惜しいシーンが見られたが得点には及ばず、逆に関学#1中原、#5上殿、#8黒川が計4点を決めて16-3で試合が終了した。
明日関学は、今日の午後に行われた試合の勝者であるVALENTIAとの試合がある。そこで今日勝った勢いのままで戦ってくれるのではないだろうか。一方、名城は今回で4年生が引退となるが来年は新チームでより上を目指してがんばって欲しい。 |