日時:2007年6月10日(日) 13:00試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場
女子:U19日本代表 vs 米・メリーランド大学ボルティモア校(UMBC)
ゲームレポート(続き) UMBCの高さとスピードに終始圧倒され、結果的にスコアは開いてしまったが、随所にU19日本代表の勢いのある好プレーが光った。
『奪う』をテーマにしたラクロスは、ゴーリーを含めた12人に見て取れ、世界に通用したといえるのではないだろうか。試合の中ではそれによって生じるリスクも見て取れたが、それ以上に奪いどころと見ては、相手チームのボールマンに対し3人で寄りボールを奪った場面では、観客席に感嘆の声が上がるなど、今後の可能性を感じさせるラクロスであった。そんな中、試合を分けたのは、UMBCがU19日本代表に逆転を1度も許さず、雨というコンディションの中でも要所で得点を重ねたことにある。
いかに決め所で得点をあげるか。世界大会に向けてU19日本代表の今後の課題となってくるところであろう。#10石井選手をはじめとした高校生の活躍も目立った今回の国際親善試合、若く進化を続けるU19日本代表の世界大会での活躍を期待したい。
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Report:東海大学ラクロス部・東夏子
Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史