北京カップ 〜大会第2日目(6月3日)〜 この日は、主に男女共に順位決定戦を中心に試合は行われた。ちなみに本大会に参加している日本チームは、全国から集まった参加希望者(今回は男子30人、女子13人)で結成されている。日本国内ではライバルチーム同士の選手であったり、中にはラクロス歴20年の選手もいれば、ラクロス歴1年の選手もいたりと参加選手の顔ぶれは多彩だ。即席のチームであっても、試合を重ねるにつれ、結束していくから不思議だ。
男子は、順位決定戦を前に、北京のHUI JIA高校とのエキシビションマッチが行われた。HUI JIA高校は、まだ結成間もないチームということで、日本選手とのミックスゲームとなった。そのミックスゲームになんと日本の女子選手も防具を付けて参加、そして、見事にゴールを決めた。
女子の試合では、順位決定戦を前に総当り戦の残り3試合が行われた。日本対BLDC戦では、試合前のコイントス代わりのじゃんけんで両主将が8回あいこを続けるといった微笑ましいシーンもあったが、試合は一方的な展開となった。ただ、BLDCの選手は試合が出来ることが本当に楽しいようで、終始笑顔でプレイしていた。
日本対BSU(1)のカードとなった決勝戦では、日本から駆けつけた高坂理事も円陣に加わり、またフィールドサイドでは男子も応援に駆けつけ、日本が見事完封でBSU(1)を下した。
男子の順位決定戦では、BSUが今後のライバルになるであろうBLDCを下し5位となり、3位決定戦では、BLCがKOREAを下した。UCB対日本となった決勝戦は、後半に日本が追い上げ見ごたえのあるゲームとなったが、反撃もあと一歩届かず、UCBが優勝を決めた。
試合後は(どの試合もそうだが)両チームが記念撮影を行い、UCBからは日本チームにTシャツがプレゼントされた。
閉会式では、各チームにトロフィーが授与され、JLAからはBSUとBLDCに記念楯が渡された。尚、各試合の試合結果に関しては、下記のRESULTを参考にしてもらいたい。
北京カップ終了後、BSUの構内にあるレストランでフェアウェルパーティーが行われ、参加選手はもう当たり前のように国を問わず円卓を囲んだ。
パーティーは3部構成になっており、食事のあとはBSUの学生によるカンフーショーがあり、最後は参加者全員でのダンスパーティーとなった。
<試合結果>
*男子
星取表
BSU
BLDS
BLC
UCB
KOR
JPN
BSU
3-1
○1-6
●0-9
●1-2
●2-6
●BLDC
1-3
●
0-8
●0-14
●0-6
●0-13
●BLC
6-1
○8-0
○
2-12
●4-2
○1-4
●UCB
9-0
○14-0
○12-2
○
11-2
○3-1
○KOR
2-1
○6-0
○2-4
●2-11
●
0-8
●JPN
6-2
○13-0
○4-1
○1-3
●8-0
○
・5位決定戦 : BSU 12-2 BLDC
・3位決定戦 : BLC 14-3 KOREA
・決勝戦 : UCB 8-6 JAPAN
最終順位 1位 米・UCバークレー 2位 JAPAN 3位 BLC 4位 KOREA 5位 BSU 6位 BLDC
*女子
星取表
BSU(1)
BSU(2)
BLDC
JPN
BSU(1)
5-1
○5-0
○1-10
●BSU(2)
1-5
●
4-0
○1-10
●BLDC
0-5
●0-4
●
0-18
●JPN
10-1
○10-1
○18-0
○
・3位決定戦 : BSU(2) 10-2 BLDC
・決勝戦 : JAPAN 11-0 BSU(1)
最終順位 1位 JAPAN 2位 BSU(1) 3位 BSU(2) 4位 BLDC