Go To TOP PAGEJapan Lacrosse National Championships 2006

 第17回ラクロス全日本選手権大会

日時:2006年12月17日(日) 11:00試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場

女子決勝戦立教大学(関東学生リーグ1位) vs MISTRAL(クラブリーグ1位)

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ゲームレポート

 後半開始のドローでボールをキープした立教#33関まほろ選手はそのまま得意のスピードを使いMISTRALのDFを引き離し、1対1からのシュートを決めた。
しかし、後半開始4分34秒には、立教のファールによりMISTRAL#12上井華奈がフリーシュートを決め、さらに、6分6秒には、#18上林梨沙選手がDFを二枚かわして華麗なシュートを放つ。

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 ところが、ここから立教が本領を発揮し、攻めの流れは立教になった。MISTRALのファールにより9分39秒に立教#45田中麻衣子選手、11分5秒#5三浦朝選手、12分17秒#33関まほろ選手が次々に相手ゴールのネットを揺らし、会場では彼女達の粘り強さに歓声が起こった。

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  流れを引き戻したいMISTRALはタイムアウトを取り、その甲斐あってか#46長岡良江選手が得点を決めた。そのままMISTRALが勢いを取り戻すかと思われたが、立教は大学生の意地を見せ、鋭い1対1から#33関まほろ選手が、一瞬の相手の隙をついた#9松村瑠美子選手が連続得点し、11-8と3点差まで追い詰めた。

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しかし、次のドローはMISTRALが制し、センターラインからMISTRAL#12上井華奈選手が立教ゴールに真っ直ぐに突っ込みシュートを放つ。上井選手の勢いは止められることが出来なかった。

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  試合終了まで残り2分、立教がドローから相手陣地へとボールを運び、パスを回し、MISTRALを翻弄してシュートに持ち込む粘りのプレーを見せるが、ゴーリーに止められ、本日既に3得点をあげている#11和田亜紀子選手が最後、MISTRALの得意のブレイクから得点をつなげ、世界最高峰の貫禄を見せつけた。

13-8で試合終了となった。

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  昨年同様、決勝に大学生が決勝に進出することができたが、やはり立ちはだかる社会人という壁に打ち勝つことが出来なかった。しかし、大学生の実力が年々高くなってきているというのは事実だ。大学生が日本の頂点に立つ日はそう遠くは無いだろう。

  立教大学主将#5三浦朝選手は、大学生としてプレーするのが最後で、引退試合のこの決戦は勝つことが出来なかったが、試合終了後は悔いの無い晴れ晴れとした笑顔だった。

Report:九鬼 令奈(玉川大学)・川崎美佳(東洋英和女学院大学)
Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史

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