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第17回関西学生ラクロスリーグ戦・男子ファイナル3準決勝

関西学院大学(1部リーグ2位)vs 神戸大学(1部リーグ3位)

日時:2006年11月18日(土)14:00試合開始
場所:京都・宝ケ池球技場

男子ファイナル3男子ファイナル3

スコア

チーム
TOTAL
関西学院大学
6
神戸大学
7

 

男子ファイナル3 肌寒い秋空の下、ファイナル3準決勝、関西学院大学(以下、関学)対神戸大学(以下、神大)の試合が行われた。両チームともに関西を代表するトップチームだけにレベルの高い試合を期待したい。

 先制点をあげたのは、関学。素早いクリアーからのブレイクで得点をあげた。その後も関学ペースで試合は進み、1クォーター10分にも#47藤田の1対1で得点を奪った。これ以上点差を広げられたくない神大。ここにきてオフェンス陣が機能しはじめ、シュートのこぼれ球を#19中島が押し込み2-1。4分後にも関学DF陣の一瞬の隙をつく素早いカットインで2-2と同点に追いつき1クォーターを終える。

 2クォーターは、関学が序盤の勢いをとり取り戻し#22佐野のカット、#14中原の速いミドルシュートで神大を突き放した。両チームともに攻守の切り替えが早くその後は、得点がないまま時間だけが過ぎていった。しかし、2クォーター終了間際に神大が立て続けに得点を奪い4-4の同点に追い付いた。

男子ファイナル3男子ファイナル3

 4-4で3クォーターが始まり関学がフェイスオフを奪う。関学#6石橋の1対1を繰り出すが、ダウン。神大が攻撃をするが負けじと関学もチェイスをとる。しかし、#1大西のインバートや#16町田のミドルも不発であり、神大の粘りのゾーンによりパスミスを誘う。神大もポゼッションできず関学がエキスラマンオフェンスのチャンスを得るが、うまく攻められずイーブン。その後、再び神大のファウルによりエキストラマンオフェンスを得、イーブン後13分、#1大西の1対1で勝ち越す。神大もすかさず15分クリアー後から#1鳥井が裏を取り再び同点。ここから試合が動かず、そのまま3クォーターが終わる。

男子ファイナル3男子ファイナル3

 これまでの各ウォーターは同点で終わってきた。しかし、4Qはそうにもいかない。白黒つけるために最高の舞台となった4クォーター。先に攻めるのは関学。しかし、キャプテン#22佐野はアンスポーツマンライクコンダクトを犯してしまうが、ここにきてなお激しいオフェンスを見せる関学。4分#22佐野の得点により先ほどのファウルの分を取り返した。関学のファウルにより神大のエキストラマンオフェンス、開始7分でゴール前のルーズボールを#15西川のシュートで同点に戻った。続いて神大の得点はフラッグによりノーゴールとなってしまう。果敢に攻める神大。しかし、少し攻め急いでいるようにみえた。互いの応援席の気持ちがひとつになり、より一層声援が大きくなった。残り2分で関学がファウルを犯す。このチャンスを生かしたい神大だが焦りからパスミスをしてしまう。結局、6-6のまま4Qは終わり、勝負はサドンデスに持ち込まれた。

 大事なフェイスオフを関学がとり、時間を使った攻めを行う。しかし、得点は決まることなく神大のブレイクにより攻守が逆転し、ノータイムで#10福原がキャプテンの威厳とも言える1点を決め7-6で勝利を収めた。

男子ファイナル3

 

(Report:帝塚山大学・向井正樹/流通科学大学・上田一人/大阪産業大学・坪井裕一)



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