Go To TOP PAGEJapan Club Lacrosse Championships 2006

 第8回ラクロス全日本クラブ選手権

日時:2006年11月25日(土) 13:00試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場

男子決勝戦 VALENTIA(東日本チャンピオンリーグ1位) vs DESAFIO(東日本チャンピオンリーグ2位)

VALENTIA vs DESAFIOVALENTIA vs DESAFIO

ゲームレポート

 11月25日小春日和の中、大井ふ頭中央海浜公園第二競技場で、2006年度クラブ選手権決勝戦が行われた。対戦チームは、昨年の出場停止をバネに圧倒的強さで東日本チャンピオンリーグを1位で通過したVALENTIA(以下、バレ)と、メンバーが揃わず苦戦を強いられながらも、同リーグを勝ち進み今日まで駒を進めたDESAFIO(以下、デサ)。

VALENTIA vs DESAFIO 1クォーター、最初のポゼッションはバレ、#10村松が1対1からシュートを決める。このまま一方的試合展開も予想されたが一進一退の攻防が続く。その後デサは、2マンダウンディフェンスを奪い同点のチャンスかと思われたが、バレはブレイクを奪い、13分に#11開が得点。デサも反撃を試みるが、バレはゴーリー#13篠原を中心に硬い守りを見せ、2-0で1クォターを終える。

 2クォーター、開始のフェイスオフからバレ#14山中がブレイクを作りそのまま得点。その後も4分に#1相澤が得点し、4-0と差を広げる。よい攻撃を見せながらもなかなか得点を奪えなかったデサも、8分に#7鈴木が待望の初得点。11分に#10鈴村、16分に#8平と立て続けに得点をあげる。リーグ戦の覇者バレも18分に#11開が得点し、5-3で2クォーター終了。

 3クォーター、デサは痛恨のアンスポーツマンライクコンダクトで3分間のペナルティータイムを与えるが守りきり、5分に#17久村が1対1から得点をあげ、1点差に詰め寄る。そして、10分に#10鈴村、11分に#2川合とともにエキストラマンオフェンスから得点をあげ、ついに5-6と逆転する。バレもすぐさま12分に#1相澤のノールックフィードから#11開がシュート、同点にするが、16分にデサ#27久保が得点し、6-7とデサがリードのまま3クォーターを終了する。

VALENTIA vs DESAFIOVALENTIA vs DESAFIO

 4クォーター、バレは死んでいなかった。開始2分、#12末木の得点を皮切りに#89平野が連続得点。#51高橋、またしても#11開、#8島袋と12分間で6連続得点と完全に試合をひっくり返した。その後も攻め続けるが、デサも#43吉留を中心に最後まで試合をあきらめない。しかし、その後は両チームともに得点を奪えずゲーム終了。12-7でバレが2006年度クラブチームの頂点に立った。

VALENTIA vs DESAFIO

 試合を通じて若手とベテランがうまく融合し、逆転されてもあわてることなく貫禄ある試合運びをおこなったバレ。負けはしたが、個人能力の高さとチャンスを逃さない強さを改めて見せてくれたデサ。両チームともに全日本選手権での更なる活躍を期待したい。

Report:橋本新一郎(bambino所属)
Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満

前ページへ戻る

クラブ選手権TOPページへ戻る



Copyright JLA