12月18日江戸川区陸上競技場にて第16回ラクロス全日本選手権大会決勝が行なわれた。
この冬一番の寒さの中にもかかわらず、会場には試合前から沢山の観客が詰め掛けた。
日本一をかけたこの一戦に臨むのは、武庫川女子大学(以下、武庫女)とCHELとなった。
両チーム初めての決勝進出であり、試合前から気迫が感じられた。
試合開始からドローボールを制したCHELは、そのままの勢いで武庫女のゾーンDFの間をわって#17栗橋亜紀子選手が先制点をとる。その2分後、#16濱田亜衣子選手からのフィードがまたしても#17栗橋亜紀子選手に通り、早くも2点目をあげる。
その後すぐのドローボールもCHELが取り、そのまま1対1で#16濱田亜衣子選手が今度は自分で得点する。緊張からか本来のラクロスが出来ていないように思えた武庫女はタイムアウトをとり、立て直しを図るが、CHELのライドが厳しく、なかなか自分達のペースに持っていけない。
試合開始13分、武庫女がゴール前でファウルを誘い、#35和田亜紀子選手がフリーシュートを決め、1点を返す。
この後もやはりCHELペースで試合は進むが、武庫女のゴーリー#52沢田由香里選手の好セーブが光り、CHELはシュートを撃つも、なかなか得点につながらず、もどかしい試合展開となる。
それとは逆にシュートチャンスは少ない武庫女だったが、ファウルからのフリーシュートを#35和田亜紀子選手と#10矢野彩香選手が確実に決めて、試合を振り出しに戻す。
このまま前半が3-3で終了した。
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