日時:2005年12月10日(土) 11:00試合開始
場所:東京・江戸川区臨海球技場

第16回ラクロス全日本選手権大会・女子1回戦
東京女子体育大学(関東学生2位) vs CHEL(クラブ2位)


スコア

チーム
前半
後半
TOTAL
東京女子体育大学
3
3

6

CHEL
7
6
13

得点者

東京女子体育大学
CHEL
  #22 佐藤 公見 (2)    #11 青柳 瑞穂 (3)
  #1 田淵 美菜子 (1)    #17 栗橋 亜紀子 (3)
  #2 池田 亜里沙 (1)    #4 岩崎 千春 (2)
  #15 湯田 舞 (1)    #2 川島 望 (1)
  #5 小堀 由美香 (1)    #27 市川 亮子 (1)
-    #44 河内 未土 (1)
-    #53 夏春 怜奈 (1)
-
    #22 坂本 英恵 (1)
                              *()は得点数

 女子1回戦


ゲームレポート
2005年12月10日、寒空の晴れた中で第16回ラクロス全日本選手権大会第一回戦が江戸川区臨海球技場で行なわれた。関東学生2位の東京女子体育大学(以下東女体)対全国クラブ2位のCHELの試合である。


最初のドローを制したのはCHEL。速い展開でCHELが攻めの体制に入る。
開始1分30秒、CHEL#4岩崎千春選手が1対1の攻めから前半の先制点を決めた。
そして、CHELは#44河内未土選手と#11青柳瑞穂選手が立て続けにシュートを決める。

女子1回戦


一方、3点を入れられた時点でタイム・アウトを取った東女体もタイム・アウトの直後7分30秒に#1田淵美菜子選手がゴール前で豪快な東女体1点目を入れた。
東女体の歓声や応援の声が大きくなっていく中、ドローをCHELが獲得し、フリー・スペース・トゥ・ゴールの侵害からフリーシュートを得た#22坂元英恵選手が冷静なシュートを決めた。

東女体も勢いでは決して負けてはいない。ドローを獲得した東女体#2池田亜里沙選手がそのまま1対1を仕掛け、電光石火のごとくシュートを決めた。

女子1回戦CHELも攻めの体制は少しも変えず、その時点から#2川島望選手が左上の位置から1対1で仕掛けた鮮烈なシュート、#17栗橋亜紀子選手のフリーシュート、そして前半17分#27市川亮子選手のゴール裏からの1対1のシュートでCHELは攻撃の猛追を見せ始めた。

しかし、前半残り5分、わずかな隙を狙って東女体#2池田選手が#22佐藤公見選手をアシストし、#22佐藤選手が点を決めた。
残り30秒、CHELがボールをキープして前半が終わった。




後半、先制点を入れたのは東女体だった。#22佐藤選手のフリーシュートである。
東女体のプレッシャーも前半よりも大きくなりCHELの攻撃のペースも遅くなるが、チャンスを見逃さず#11青柳選手と#4岩崎選手がCHEL後半2点目をあげた。CHELが何度もゴール前でシュートを仕掛け、東女体のディフェンスも鬼気迫るものがあった。
それでもCHEL#13古橋貴子選手が点を決め、東女体はタイム・アウトをとった。タイム・アウトの後、両チーム共に、いま試合が始まったかの様な動きを見せる。
東女体#15湯田舞選手が渾身のシュートを決め、そこから両者の攻めと守りの沈黙の展開が行なわれた。
沈黙を破ったのはCHELで、#53の夏秋怜奈選手の華麗なシュートだった。
ここでCHELは今試合初めてのタイム・アウトを取った。タイム・アウトの後も両チーム攻めの体制を少しも崩さずに体当たりなプレイが続く。CHEL#17栗橋選手とCHEL#11青柳選手が鮮やかなシュートを決め、観客を魅了した。

女子1回戦


東女体もクリアを運ぼうとするが、CHELのプレッシャーにより思うように運ぶ事が出来ない。
そんな試合展開の中、後半残り1分、東女体#5小堀由美香選手が東女体の歓声がグラウンド中に響くようなシュートをゴール前で決めた。

ラスト20秒、グラウンドボールが争われる中、試合は終了した。

結果は6-13でCHELが勝利した。


*写真をクリックするとより鮮明な画像で御覧になれます。

(Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史)
(Report:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・早坂薫)

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