日時:2005年11月20日(日) 16:00試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場女子第1回戦第1試合: WISTERIA(東日本チャンピオンリーグ1位) vs 名古屋ラクロスクラブ(西日本リーグ2位)
スコア
チーム 前半 後半 TOTAL WISTERIA 2 911
名古屋ラクロスクラブ 2 1 3得点者
WISTERIA 名古屋ラクロスクラブ #39 小林絹枝 (3) #68 田中智絵 (2) #73 大井香織 (2)
#20 上村咲子 (1) #8 行田亜希子 (1) - #15 道越さやか (1) - #48 佐藤愛子 (1) - #50 益子友美 (1) - #56 岸上裕子 (1) - #96 菅原与美 (1) - *()は得点数
ゲームレポート
夕暮れ時の非常に寒い中、女子1試合、WISTERIA 対 名古屋ラクロスクラブ(以下、名古屋)の試合は始まった。5年振り2回目出場の名古屋がWISTERIAにどれだけ食らいついていくかに興味があった。
<前半>
序盤、WISTERIAがボールを保持し、ゴール前でボールを回し攻撃の様子を伺う感じの攻めから始まったが、名古屋もゾーンディフェンスで堅く守る。そんな中ボールを取り返し、名古屋#68田中智絵が1対1からのシュートにより先制点を決める。中盤は、両チームともゴール前での遅攻になるがWISTERIAは守備でシュートを撃たせない。また名古屋はシュートを撃たれるものの、#2市川智香子の好セーブにより得点が入らない。拮抗した中、WISTERIA#39小林絹枝、#73大井香織が立て続けにシュートを決める。2-1で前半は終わりかという空気が流れた瞬間、再度名古屋#68田中智絵が1対1から得点を決め、2-2で前半は折り返した。<後半>
後半に入ると、WISTERIAの攻撃が変わった。開始早々、WISTERIA#50益子友美がボールを持ち独走し、シュートを鮮やかに決めた。その後もWISTERIAが思い切りグラウンドを駆け回り、5点の点差がひらいてしまう。なかなか自分たちの守備にもちこめずボールを奪い返せなかった名古屋も中盤に差しかかる頃、#10松本典子のゴール裏からのアシストにより、#20上村咲子が得点を決め1点を返す。その後、名古屋が#2市川智香子の連続の好セーブで守備のペースをつかんだかと思われたが、WISTERIA#96菅原与美により得点される。それからもWISTERIAの攻撃は止まらず、終わってみると11-3のスコアでゲームは終了した。後半の運動量、ボール支配率の時間において圧倒的だったWISTERIAが勝利をつかんだ。
Report:溝口珠美(日本クラブチームラクロス連盟副本部長/EPOCH所属) Photo:海藤秀満(日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー) |