日時：2005年11月20日（日）　10:30試合開始
場所：東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場

男子第1回戦第1試合： HELP（西日本リーグ1位） vs 東日本ラクロスクラブ（東日本チャンピオンリーグ2位）

スコア

チーム	1Q	2Q	3Q	4Q	TOTAL
HELP	2	1	1	1	5
東日本ラクロスクラブ	2	1	1	3	7

得点者

HELP	東日本ラクロスクラブ
#10 宮崎弘和 (2)	#4 小林智彦 (4)
#9 辰巳育広 (1)	#22 荒川貴彦 (2)
#11 小原慎一(1)	#17 瀬田龍一 (1)
#66 田中貴章 (1)	-

＊（）は得点数

ゲームレポート

10時30分から行われた第1試合のカードは、東日本ラクロスクラブ（東日本チャンピオンリーグ2位）(以下ラガマフィンズ) vs HELP（西日本リーグ1位）。2002年以来の出場となるラガマフィンズと、西日本を接戦の末、全勝で勝ち上がって来たHELPとの一戦となった。 　第1クォーター開始、まずポゼッションを制したのはHELPだった。開始2分1対1からHELP #11MF小原のアンダーシュートがゴールに突き刺さりHELPが先制。勢いに乗って攻め立てるHELPは#9MF辰巳がゴールを決め2-0。流れはHELPに行くと思われたが、ここでオフサイドを犯し、ラガマフィンズにエキストラマンオフェンスを与えてしまう。このピンチは何とか凌いだが、マンダウンディフェンス解除後にラガマフィンズ#4AT小林がゴール裏からDFの一瞬の隙をつき1対1でゴールを決め、2-1。さらにラガマフィンズはHELPのスラッシングで再びエキストラマンオフェンスを得る。しかし、ルーズボールからHELPがファーストブレーク、シュートは決まったが同時にオフサイドを犯していた為にノーゴールの判定。第1クォーター残り5分、ラガマフィンズはこのクウォーター3度目のエキストラマンオフェンスで#17MF瀬田がクリースでゴール裏からのフィードを落ち着いて決め、2-2の同点に追いつく。この後、HELPはチャンスを作るもゴールは奪えず2-2のまま第1クォーター終了。 　第2クォーター開始、序盤はHELPの猛攻が続くが、ラガマフィンズのゴーリー#52宇田川がゴールを許さない。徐々にラガマフィンズのポゼッションが多くなり、ついにラガマフィンズ#22AT荒川がゴールを決め3-2。この後もラガマフィンズのポゼッションが続くが、オフサイドでHELPのポゼッションとなる、素早いリスタートからの速攻でHELP#10MF宮崎がゴールを決め、3-3でハーフタイムを迎える。 　第3クォーター開始、ハーフタイムに行われたクロスチェックでHELP #33堀江がイリーガルスティックによるアンスポーツマンライクコンダクトにより、3分間の退場を命ぜられる。しかし、ラガマフィンズはこのチャンスを生かせずノーゴール。逆にHELPがエキストラマンオフェンスを得るがゴールを挙げる事ができない。この辺りから両チームともミスが目立つようになる。なんとか流れを掴もうと、ここでラガマフィンズがタイムアウト。これが功を奏し、ファーストブレークから#22AT荒川がゴールを挙げる。しかし、第3クォーター終了直前、HELPもゴール前のルーズボールを奪い、#10MF宮崎がゴールを決め4-4で第3クォーターが終了。 　第4クォーター開始、ラガマフィンズはゴール前の混戦から#4AT小林がゴールを決め5-4。さらに立て続けに#4AT小林が2点を挙げ7-4とリードは3点に広がる。試合残り3分、HELPはエキストラマンオフェンスを得るもゴールを挙げる事ができない。もう後がないHELPはダブルチームを仕掛け、ボールを奪いに行く。なんとかHELP #66AT田中がゴールを決めるが、反撃もここまで。HELPの猛攻を凌いだラガマフィンズが勝利を収めた。 　これによりラガマフィンズはクラブ選手権決勝および全日本選手権へのキップを手にした。今日の第2試合の結果、決勝の相手はDESAFIOに決まった。今シーズン両者の対戦成績は1勝1敗の五分。悲願のクラブ選手権優勝、そして日本一へのラガマフィンズの戦いに期待したい。

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