第3試合米カリフォルニア選抜(以下CAL)対香港代表(以下香港)の試合が行われた。
第1Q、ゲームの主導権を握ったのはCAL。素早いパス回しで香港ディフェンスを翻弄し、隙あらば香港ゴールを狙ってくる。かき乱された香港ディフェンスはうまく機能することができずに、失点を重ねてしまった。結局、8-0とCALがリードして第2Qを迎える。
第2Q、第3Qともに、CALがゲームの主導権を握ったまま、香港に反撃の余地を与えることなく攻め続ける。両チームの点差は広がる一方だった。しかし、第1試合の疲れが見え始めたのか、CALはパスミスなどが多くなっていった。このチャンスに香港は果敢にもCALゴールに攻め込むが、ゴーリーのナイスセーブに沈黙。ゲームの主導権を奪うことはできない。そして、14-0とCALがリードしたまま第4Qを迎える。
第4Q、ついに香港オフェンスが目を覚ました。CALの一瞬の隙を見て、ディフェンスの間をかいくぐりシュート。そして、ゴール左上からの1対1のシュート。立て続けに2連続ゴール。香港の反撃開始かと思われた。しかし、無情にも試合終了のホイッスルは鳴り響く。18-2とCALの快勝で試合は終了した。
白星の遠い香港。本場アメリカのラクロスとの差がはっきり出た試合となった。発展途上のこのチームが、これからどのように成長するか期待したい。
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