第5試合、U21豪州代表(以下、豪州)対米西海岸選抜(WEST)の試合が行われた。
第1Q、試合開始早々ゲームは動いた。WESTがリスタートのホイッスルから間髪を入れずにパスを繋げ、先制点を奪った。豪州は完全に隙を衝かれた手痛い1点となった。
WESTは続けざまに得たエキストラマンオフェンスを確実にものにし、リードを広げた。豪州は幾度と無く相手陣地に攻め込むもののWESTの固い守りをなかなか崩せず、一方WESTも豪州ゴーリーの好セーブにより、硬直状態が続く。その後WESTが2点を追加し、4-0とWESTが圧倒し、終える。
第2Q、豪州が点を奪えば、WESTもすぐさま取り返すという展開が続き、流れはどちらのチームにも傾きを見せず、緊張したクウォーターとなった。
第3Q、序盤、豪州が2点を返し流れをつかむが、このクォーターは両チームにファールが目立ち、6度のエキストラマンオフェンスを得るも1度しかものにできず、逆にWESTはチャンスを確実に決め、豪州に点差を縮めさせない。
第4Q、開始直後からWESTがペースを握る。豪州はリズムをつかもうとするが、ファウルで自らペースをWESTに渡してしまう。エキストラマンオフェンスから1点を返すものの流れを変えることはできず、その後WESTが得点を重ね5-11で試合終了。試合を通してファウルが目立ち、荒れたゲーム展開となったが、力強いチェック、速いパスやシュートが随所に見られ迫力ある試合となった。
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