第46次南極観測隊(夏隊)として、研究のために南極大陸を訪れている、日本ラクロス協会国際部の武藤淳公君(千葉大学卒)が、2005年1月1日の元旦に、世界で初めて(!?)ラクロスを南極で実践。
その模様を伝える写真が送られてきたので、報告します。
(以下、武藤君コメント)
気温-30℃、風速10m/秒以上だったので体感温度-59℃のなかでも、けっこうキャッチボールできますね。
クロスも、網は硬くなてたけどボールがヘッドに当たらない限り割れなかったし、ボールも硬くなっただけでした。
本当はカチコチになって、手で粉々に・・・という画がほしかったのですが。
これは、冬に-70℃とかになればできるかもしれませんが。
現役時代は、アタッカーとして活躍していた武藤君。南極の地でもラクロスを普及(?)させようと献身的な姿です。
実は、彼は2回目の南極観測。1回目はクロスとボールの持参を忘れ、数々の協会スタッフに、「次は持参しろ!そして写真に撮って来い!」と口酸っぱく言われていた。それを忘れずに、今回、実現してくれました。
世界で活躍するラクロス出身者がここにも誕生。
「南極ラクロスクラブ」の結成も間近か??
Text by 日本ラクロス協会事務局・遠藤太郎