気温も高く晴天に恵まれた今日、5月2日(日) 大阪長居球技場にて21歳以下女子日本代表(以下U21) 対 女子関西選抜(以下関西選抜)の試合が行われた。両チームとも大きくメンバーを変えたばかりの新チームである。
初めのドローはU21 #11清野桂子と関西選抜#13小林英恵。そのドローをU21 #19和田亜紀子が取り、パスキャッチミスは続いたが、試合開始2分にU21 #19和田亜紀子が先制点を決める。対する関西選抜#8茶本恵理がゴール前でファールを誘い、フリーシュートにより1点を返す。その波に乗りたい関西選抜は、試合開始5分にゴール裏にいた#5山田幸代からのアシストにより#8茶本恵理がシュートを決め、会場を沸かせた。しかしその後、U21 #10泉水嘉織が3本続けてシュートを決める。また、U21の速いパス回しやグランドボールからの速攻により、点を重ね7-2のU21のリードで前半が終了した。
ここで盛り返したい関西選抜。しかし、デンジャラスチェックが目立ち、フリーシュートのチャンスを与えてしまう。そのチャンスをU21 #19和田亜紀子が確実に決め、またもや点差が開いてしまう。そんな中、試合開始3分にグリーンカードが関西選抜に出される。ここでもU21はそのチャンスを活かし、#9矢田部ルミから#10泉水嘉織へのアシストによるシュートや#5大上かれんによるフリーシュート、そして#5大上かれんのインに#9矢田部ルミのアシストがキレイに決まり、U21は勢いがあるプレイを見せつけた。特にグランドボールの反応が良く、それが得点へ結びついたのだろう。後半開始8分、依然U21はリードを続け、関西選抜はミスを続けるが、そのミスによるダウンボールを#7岡村茉亜沙が取り、1対1に持ち込み、際どいコースからのシュートを決める。その後U21のオフサイドやクリーピングのファールが続き退場者が出るが、U21のゴーリー#3岩本朋子の好セーブにより助けられ12-4で試合終了。
両チームともに、白熱した試合を見せてくれた。これから更にチームとしてのまとまりを見せ、向上していくことを期待している。 |