Go To TOP PAGEInternational Lacrosse Friendship Games 2004

 第16回ラクロス国際親善試合

  リエゾン・レポート

*「リエゾン(liaison)」とは、”来日するチームに帯同し、チームの連絡窓口及びお世話をするスタッフ”のことです。
  本レポートは、リエゾンからの日次報告から抜粋したものです。
  外からは見えない来日チームの様子が垣間見れます。
 
US West男子&女子 2004年6月12日(土)
                         Report by 日本ラクロス協会強化部・山本昌宏

 本日の天気予報は「曇り」。降水確率は、終日30%の予報。しかし、朝9:00の設営時点から会場は雨・・・。時々止みはするものの、太陽は姿を見せず、曇天が続くまさに梅雨。

 前日はゲームの予定がキャンセルとなり、ゆっくりとOFFを過ごしたUS WEST男子の選手達は休養十分。久々の芝生のフィールドにテンションは上り調子。

 男子の試合は11:00開始。対戦相手は「関西選抜(R)」。関西地区の社会人と学生から選抜された選手達。試合は終始US Westがリード。エキシビジョンマッチとはいえ、全く手を抜かず、コーチからは激しく指示が飛ぶ!関西選抜は体格の差を埋めるべく、スピードで対抗を試みるが、雨でスリップする慣れない芝生と想像以上のアメリカ人のパワーで、自由にプレーをさせてもらえない。
  終わってみれば「8-4」US Westの勝利。
  実はこの試合審判でフィールドに立っていた私からのゲームのレポートは、この程度で失礼させて頂きます。

US WEST vs 関西選抜

 女子の試合は15:00から。対戦相手は「関西03ユース選抜」。
  彼女達の対外試合は初。もちろん外国人との対戦も初めてで、試合開始前から緊張感は高まりっぱなし。最初のドローの笛が鳴るまでは長く、しかし終了の笛が鳴るまでは短く感じたに違いない!
  体格・スピード・テクニック、全てが大きく上回ったUS Westが「14-6」で勝利!14点は取られたものの、6点取ったユースも大健闘です。しかし、13人で戦うUS Westのスタミナは凄い!男子同様、手抜きは無く、ひたすらボールを追いかけ、ゴールを狙うその姿には学ぶべき点も多い。

US WEST vs 関西03ユース選抜

 西海岸を代表するプライド。
  アメリカを代表するプライド。
  男女共にそれがビシビシと伝わってくる。さすがです。

会場スタンド

 試合後には、U.S Westの選手達がホストファミリーと共に帰ってゆく姿があった。女子の選手達は、明日が日本最後の試合。月曜に日本を発つため、日曜の夜はホテルステイ。今日がホストと過ごす最後の夜。たった3泊のホームステイは、あっという間に違いない。国際交流を十二分に楽しんでもらいたい。そして、明日の試合とフェアウェルパーティーも。

 男子の選手は、16日(水)までの滞在。その後には、まだパンダと万里の長城(北京遠征)が待っている。

 あとわずかな日本人とのこの時間。何よりケガが無く過ごしてもらいたい。(しかし、現実には東京で見た彼らより、「テーピングを巻く者」「足取りが重い者」が、心なしか増えた気がする・・・。)

 さあ明日は関西メインゲーム。運営側も対戦する日本人チームも準備は万端。天気予報は「晴れ」、梅雨の谷間の青空を十分に満喫してもらいたい!

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