Go To TOP PAGEInternational Lacrosse Friendship Games 2004

 第16回ラクロス国際親善試合

  リエゾン・レポート

*「リエゾン(liaison)」とは、”来日するチームに帯同し、チームの連絡窓口及びお世話をするスタッフ”のことです。
  本レポートは、リエゾンからの日次報告から抜粋したものです。
  外からは見えない来日チームの様子が垣間見れます。

プリンストン大学 2004年6月7日(月)
                         Report by 日本ラクロス協会国際部・星野充則

 今日は、日光へ観光の予定。果たしてどんな珍道中か繰り広げられるのやら。

 8時半、東京プリンスホテルから日光へ出発。バスガイドの人が色々と説明してくれていたけど、彼らはそんなことはお構いなくバスの後ろの方で盛り上がっていました。最初はコーチも黙ってみていたけど、だんだんうるさくなってくると、本気で注意していました。ここらへん日本人もアメリカ人も怒られてることは変わらないんだなぁと思いました。

 11時頃、日光東照宮に到着。日光東照宮は徳川二代将軍秀忠が、家康を祭神として作ったもので、見事な彫刻が所々に見られ、非常に趣がある歴史的建造物が建ち並んでました。何人かはそれらに非常に興味を持ち、ガイドさんの話を真剣に聞いていたけど、あまり興味がない人たちは専ら写真撮影に明け暮れていました。また彼らはそこで売っていたお守りに興味があったらしく、何人かは「交通安全」などのお守りを買っていました。

 日光東照宮には学校の行事で来たたくさんの小学生がいて、子供たちを見ると彼らは知ってる日本語で(「ばんざい」やら「こんにちは」やら)話しかけていました。子供たちもこんな大きな外人の団体を見るのは珍しいらしく、「Hello」や「Good bye」などと返していました。何人かは子供達の集合写真に紛れ込んだりして、非常に微笑ましい光景でした。

 12時半くらいから昼食。メニューは典型的な日本食ということで、そばや天ぷらなど。皆おいしそうに食べていました来日当初から思ったことだが、彼らは非常に箸の使い方が上手い。「普段日本食を食べてるの?」と訊くと、「よく食べるよ。特に寿司が好きだね。」と言っていた。また日本食はヘルシーで彼らも気に入っているらしい。

 次は竜頭の滝、華厳の滝を観に行った。霧がかなり濃くてもしかしたら見えないかもと、ガイドさんは言っていたが、バッチリ両方みられました。良かった。彼らは滝の写真を撮ったりして、満足の様子。日光には観光地らしくたくさんのお土産屋があり、彼らは色々と買っていた。沢庵をみて「これは何?」と聞いてきたので、「Pickled Radish」と教えると非常に驚いていた。また、小さめの木刀を買った人もいて、「Samurai sword」と言って喜んでいた。

 4時くらいに日光を出発し、6時半に東京プリンスホテルへ到着。帰りのバスでは僕はずっと寝てしまった。

 今日は日本の歴史的な建造物に触れて、僕にとっても彼らにとっても良い思い出になったと思います。昨日の親善試合のときと違ってリラックスした様子で、普通の大学生らしい姿が見られた。

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