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日時:2003年11月14日(日) 11:00試合開始
場所:東京・江戸川区臨海球技場

準決勝:日本女子体育大学(関東学生1位) vs MISTRAL(クラブ2位)

ゲームレポート

暖かな快晴の空の下、たくさんの観客が見守る中、日本女子体育大学対MISTRALの準決勝戦が開催された。
グラウンドには日本女子体育大学(以下日女体)の元気な応援の声が響く。
一方、MISTRAL(以下MIS)は落ち着いた雰囲気を醸し出している。



(前半)
ドロー開始。最初のドローを取ったのはMIS。ミスのないパス回しが続き、じわじわとゴールに近づく。
しかし日女体もボールを奪い取りターンオーバー。しばらくの間この繰り返しが続く。
そして、この試合の先制点を決めたのは、MIS#41鈴木選手。#17長岡選手、#6村上選手のアシストからの
見事なシュートだった。

日女体も積極的にシュートを打つがなかなか点に結びつかない。
前半も中盤に差し掛かった頃、またもMIS#41鈴木選手のシュートが決まり、
MIS2得点目。ここで日女体はタイムアウトをとる。

そして、日女体の猛反撃が始まる。残り時間5分に差し掛かった頃、
日女体#15小杉選手が1on1からの素晴らしいシュートを
決め、日女体1点目。大きな歓声が日女体ベンチから響く。
勢いに乗った日女体は攻撃を続ける。
ゴール裏の#23山名選手からのアシストで、#17竹野谷選手のシュートが決まり、日女体2点目。同点に追いつく。


しかし、さすがMISTRAL落ち着いたプレーを続け、フリーシュートも確実に決め前半残り時間1分のところで、3点目。
このシュートを決めたのは、またも#41鈴木選手。ここで前半終了。



(後半)
後半開始後も、お互いゴールまで運んではターンオーバーと、両者一歩も譲らない攻撃が続く。
そして後半1得点目を決めたのは、MIS#50成田選手。ゴール脇から#9今井選手のでのシュート。

日女体も負けずにボールをゴールに運ぶ。
そして、#23山名選手がゴール裏からの1on1のシュートを決め、日女体3点目。
必死にMISとの点差を縮める。続いて、またも日女体#23山名選手が
1on1からの見事なシュートを決め、日女体4点目。MISに追いつく。

ここでMISのタイムアウト。残り時間5分、日女体の勢いは止まらない。
日女体#3前島選手のフリーシュートが決まり、日女体5点目。
しかし、ここはさすがMIS。残り時間1分頃、#30矢本選手が
1on1からのシュートを決め、またしても同点に。そして同点のまま後半終了。



(サドンデスビクトリー1本目)
6分間のサドンデスが開始された。両チームとも何度となくシュートまで持ち込むが、MISの方は#00百合本選手、
日女体の方は#25稲熊選手のナイスセーブが続き、息をのむようなゲームが続く。
両チームともチーム全員での力強く、粘り強い攻撃、そして守りが展開され、点数が入らないままこの6分間も終了。


(サドンデスビクトリー2本目)

両チーム選手、応援、会場内すべてが緊迫した空気の中2本目が開始された。
どちらがいつ点を決めてもおかしくないというほど、互角な戦いが続く。

そしてこのサドンデス、最後に点数を
決めたのはMIS#53丹羽選手。

長かった試合がここで終了。


この試合MISTRALの勝利で幕を閉じた。
両チームとも最後まで一歩もひけを取らない、本当に素晴らしい試合だった。





*写真をクリックするとより鮮明な画像で御覧になれます。

(Report:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・吉塚泰子)
(Photo:広報部「.Relax」編集部・小城崇史)

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