日時:2003年12月14日(日) 13:30試合開始
場所:大阪・鶴見緑地球技場
準決勝:関西学院大学(関西学生リーグ1位)
vs DESAFIO(クラブ1位)
ゲームレポート
12月14日、晴天に恵まれた中でラクロス全日本選手権大会準決勝が行われた。
関西学生1位の関西学院大学(以下関学)と全国クラブチーム1位のDESAFIOがぶつかり合う。
(1Q)始まって早々関学のブレイクによりランニングシュートが決まった。
関学はこれをきっかけにいい流れで試合を運んでいく。
しかしラスト5分をきったあたりから徐々にDESAFIOの力が現れてきた。
1対1からの相手DFを引き付けて、下のATに落してゴールを狙う攻撃が多く見られた。
(2Q)2Qに入ってからはDESAFIOが流れを自分達のペースへ持っていった。
DESAFIOは速いパス回し、1対1からゴールを狙っていく。
また、DESAFIOのエキストラでは高度なパス回しで相手のDFを崩し、
確実に点を入れてくる。
関学も必至に反撃を試みるがなかなか点が縮まらない。
ハーフが終わり6-2とDESAFIOリードでハーフを折り返す。
(3Q)3Qに入ってもDESAFIOの流れは変わらない。
ファーストブレイク、1対1、パスがとにかく早いので関学は相手のペースにはまっていく。
特に気が付く事はグラウンドボールの寄りが関学に比べてDESAFIOは早い事である。
関学はよく相手のボールを落しているが、その後のグラウンドボールの寄りで負けているようであった。
そして残り10分になるとDESAFIOは関学の守りが一瞬手薄になったところを突いて点を連ねていく。
そして3Q終了時で10-2と徐々に点が広がり始めた。
(4Q)流れは完全にDESAFIOとなった。
DESAFIOは守備も攻撃も非常に安定しているため、
関学のシステムが機能しなくなってきた。
残り1分で関学がエキストラから意地の1点をとるが、時すでに遅し。
DESAFIOが圧倒的な力で15-4と勝利をおさめた。
京都大学、関西学院大学と圧勝したDESAFIOと、VALENTIAとの死闘を勝ち抜いてきた慶應義塾大学は、
決勝戦江戸川陸上競技場ででどんな戦いを繰り広げるのであろうか。
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