日時:2003年12月13日(土) 11:00試合開始
場所:大阪・舞洲運動広場球技場第1回戦:関西学院大学(関西学生1位) vs 信州大学(東海学生1位)
スコア
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL 関西学院大学 5 3 1 110
信州大学 0 0 2 4 6得点者
関西学院大学 信州大学 #16 中塚章人 (2) #28 大道健人 (2) #17 近藤秋人 (2) #48 富田庸平 (2) #36 木下裕喜 (2) #7 岩田知希 (1) #6 三浦徹 (1) #89 山沢庸平 (1) #22 藤田佑希 (1) - #29 小木良明 (1) - #34 飯田善隆 (1) - *()は得点数
得点者
この日が来た。12月13日全日本選手権1回戦大阪会場。
関西制覇を果たした関西学院大学(以下、関学) 対するは、昨年に引き続き東海地区を制してやってきた信州大学(以下、信州)。
昨年、信州大学は神戸大学相手に惨敗を喫し、今年こそはの悲願で戻ってきた。去年とはうって変わった好天気で試合は始まる。1Q
序盤は関学の足を使い、パス回しも早いオフェンスに信州はついていくことができずに、クリアからのブレイクなどに翻弄され連続得点を許し、全く攻めることができない。2Qに入っても流れは変わらず、関学はファイナルの時よりも連携が上がったオフェンスに、ディフェンス面でも、この日最も気を吐いていたLMF・大沼を中心に全く気を許すことがない。信州大学のオフェンスもことごとくつぶされ、逆にクリアからショットに至るまですべてが早い関学は、ディフェンスに休む間を与えない。
3Qに入り、関学は明日のために主力メンバーを下げ2本目3本目のメンバーで戦いを挑む。このためか前半に比べ信州のポゼッション時間は長くなった。欲しかった1点目を信州は取り、意地を見せ反撃をする。
4Q入り、コート内の雰囲気が変わった。そして観客をも変えた。信州の連続得点が始まり、静まり返った信州ベンチが息を吹き返す。関学にもファウルが目立ち、信州は追い上げ6点を取るが時すでに去り、試合は10-6で関西学院大学の勝利に終わった。
スコアこそ見れば10-6であるが主力が、1本目を主力としたハーフまでは、明日に対し万全のラクロスを見せた。いや、社会人1位のDESAFIOに対して万全という言葉はないのかもしれない。目指すものはどこか?決勝の舞台である。
Player of the Matchに輝いた関学・大沼の言葉、「お客さんが応援してくれたので、気持ちが伝わるような試合を心がけた」。
12月14日準決勝の切符を手に入れたのは関西学院大学である。*本試合の写真はございません。申し訳ございません。
Report:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会メディア班・安孫子祐樹(京都産業大学) |