日時:2003年11月24日(月) 10:30 Draw
会場:宝ヶ池球技場
スコア 前半 後半 合計関西学院大学 4 3 7武庫川女子大学 6 7 13
得点者:
関西学院大学 武庫川女子大学 #24 小寺沙恵 (4) #56 吉富絵理 (5) #33 岡村菜亜沙 (2) #35 和田亜紀子 (4) #22 伊藤雪恵 (1) #54 栗田知里 (2) #26 米田佳世 (1) #80 小林英恵 (1) <ゲームレポート>
木枯らし吹く中、11月24日(祝)、宝ヶ池球技場にてファイナル3決勝戦
関西学院大学(以下 関学)対武庫川女子大学(以下 武庫女)の試合が行われた。
関西ラクロスリーグ戦で優勝した関学と
ファイナル3準決勝で同志社大学を破った武庫女の一騎打ちとなった。
前半開始直後から関学が積極的に攻め、
関学#24小寺がフリーシュートを決め、先制点を獲得した。
その勢いのまま#24小寺はきれいなシャベルシュートで2点目ももぎ取る。
流れを掴みかけていた関学だが、武庫女のスピード感あるパス回しに翻弄され、
武庫女#56吉富が2点連続でシュートを決め、同点となる。
両者とも一歩も譲らぬ攻防が続き、激しいボールの奪い合いが展開される。
そんな中、足の速さを生かした攻撃で、武庫女#35和田、
#80小林が連続で得点し、ついに逆転する。
関学はタイムアウトを取り、体勢を立て直す。
すると関学#33岡村がクイックシュートを決め。
続けて#22伊藤がゴール前のダウンボールをすくいあげ、
そのボールがそのままゴールに吸い込まれた。
この予想外の得点で一気に会場は沸きあがる。
ここで関学は武庫女に追いつき、巻き返しを図る。
しかし、波に乗り切れない関学は武庫女にさらに2点リードされ、
6対4の武庫女優勢のまま前半は終了した。
前半の良い流れを引き継ぐ武庫女は、後半開始直後から果敢に攻め、
関学のファールを誘い#56吉富がまたもやフリーシュートを決める。
何とかしてペースを掴みたい関学は個人技を最大限に生かし、
鋭いダッシュで2点を連続得点した。
しかし、ここで落ちついて攻める武庫女と、試合終了が近づくにつれて焦りが
目立ってくる関学の差がではじめ、一気に武庫女が関学を引き離しにかかる。
追い詰められる関学は#47湯口がゴール前で倒れこむと言うアクシデントに見舞われ、
雰囲気は一層重くなってしまう。
その流れのまま、関学は立て直すことがで出来ず、
13対7の武庫女の圧勝で幕を閉じた。リーグ戦の屈辱をはらした武庫女。
12月に行われる全日本選手権での活躍が期待される。